[フランクフルト(ドイツ) 21日 ロイター] - サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は21日、各地で決勝トーナメント1回戦の第1戦を行い、鎌田大地と長谷部誠の所属するアイントラハト・フランクフルト(ドイツ)はホームでナポリ(イタリア)に0─2で敗れた。
試合が動いたのは前半40分、好調のビクター・オシムヘンが直近公式戦9試合で10得点目となるゴールを決めてナポリが先制。フランクフルトは後半13分にランダル・コロムアニがレッドカードを受けて数的不利になると、その7分後に追加点を許し、そのまま黒星を喫した。
鎌田はフル出場、長谷部はベンチ入りしたものの出場機会はなかった。
8強入りの道のりが険しくなったフランクフルトだが、マリオ・ゲッツェは「まだ第2戦が残っている。彼らはここで2得点を決めたし、われわれが同じことをできない理由はない。不可能はない」と巻き返しに意欲を見せた。
一方、ナポリのルチアーノ・スパレッティ監督は「まだ試合が残っているので、突破の可能性は五分五分だと思っている。とても謙虚でなければならない。なぜなら、自分たちが有利だと確信して戦った時に予想外の事態に陥る可能性がある。ごう慢は最大の敵」と気を引き締めていた。