[マニラ 22日 ロイター] - オーストラリアのマールズ国防相は22日、訪問先のフィリピンでガルベス国防相と会談し、南シナ海で合同パトロールを実施する可能性について協議した。
マールズ氏は会談後の共同記者会見で「われわれは合同パトロールの検討を今後も続け、早期の実現を願っている」と述べた。
「国際ルールに基づく秩序にコミットしている国」として、両国がこの分野での協力を検討するのは「自然なことだ」と述べた。
ガルベス氏はマールズ氏との会談に先立ち、オースティン米国防長官と電話会談した。米国防総省の声明によると、南シナ海における両国の合同海洋活動の再開決定について話し合った。