今年5月の中国新車販売台数は、前年同月比0.4％減の190万3800台に低迷した。 4月の0.5％減に続き、2カ月連続で前年同月の水準を下回っている。
前月比でも4.6％減と低調。
生産台数は前年同月比0.6％減の196万4200台（前月比5.6％減）で推移している。
業界団体の中国汽車工業協会が10日報告した。
1～5月の累計では、販売が前年同期比2.1％増の1004万6200台。
伸び率は1～4月の2.8％から0.7ポイント、前年同期を6.9ポイント下回った。
うち乗用車は6.4％増の858万3200台、商用車は17.3％減の146万3100台。
生産台数は3.2％増の1024万4400台だった。
同協会は今年の新車販売台数について、年初時点で前年比7％増の2513万台を予想していた。
ただ実際の販売実績が低調に推移するなか、同協会の董揚・常務副会長は4月、予想下振れの可能性を示唆。
6月末にあらためて、修正後の販売予想を公表する方針を示している。
【亜州IR】