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*22:05JST 【市場反応】米4-6月期GDP、新規失業保険申請件数、ドル買い優勢
米商務省が発表した4-6月期国内総生産(GDP)確定値は前期比年率+2.1%と、改定値+2.1%から上方修正予想に反し、修正はなかった。
マイナス成長となった昨年同期以降で最小の伸び。
また、同期個人消費確定値は前期比年率+0.8%と、予想外に改定値+1.7%から下方修正されマイナスとなったパンデミックによる経済封鎖直後の2020年4-6月期以降3年ぶり最小の伸びにとどまった。
米労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数は前週比2000件増の20.4万件と、予想21.5万件を下回った。
米失業保険継続受給者数は167万人と、前回166.2万人から増加も予想167.8万人を下回り労働市場の強さが示された。
4-6月期国内総生産(GDP)が予想を下回ったものの労働市場が引き続き強く、追加利上げ観測は根強く、米国債相場は続落。
10年債利回りは4.68%まで上昇した。
ドルは売られたのち、再び買われた。
ドル・円は149円17銭へ下落後、149円50銭まで上昇。
ユーロ・ドルは1.0557ドルまで上昇後、1.0523ドルへ反落。
【経済指標】
・米・先週分新規失業保険申請件数:20.4万件(予想:21.5万件、前回:20.2万件←20.1万件)
・米・失業保険継続受給者数:167万人(予想:167.8万人、前回:166.2万人)
・米・4-6月期GDP確定値:前期比年率+2.1%(予想:+2.2%、改定値:+2.1%)
・米・4-6月期個人消費確定値:前期比年率+0.8%(予想:+1.7%、改定値:+1.7%)
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