■NY株式:ダウは239ドル安、堅調なJOLT求人件数を受け利上げ懸念強まる
NYダウ ナスダック
終値 :16253.57 終値 :4756.53
前日比:-239.11 前日比:-55.40
始値 :16505.04 始値 :4856.27
高値 :16664.65 高値 :4862.88
安値 :16220.10 安値 :4746.73
9日の米国株式相場は下落。
ダウ平均は239.11ドル安の16253.57、ナスダックは55.40ポイント安の4756.53で取引を終了した。
中国政府による財政政策強化の声明を受け、アジア・欧州株が全面高となった動きを受けて買いが先行。
しかし16-17日の連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて利上げに対する警戒感が強まる中、7月JOLT求人件数が過去最高となり、午後に入って下げ幅を拡大した。
NY原油先物相場が一時4%近く下落したことも嫌気された。
セクター別では全面安となり、特に家庭用品・パーソナル用品やエネルギーの下落が目立った。
原油価格の下落を受けてエクソン・モービル(XOM)やシェブロン(CVX)などエネルギー関連企業が軟調推移。
携帯端末のアップル(AAPL)は新製品発表イベントで新型iPhoneや大型iPadなどを発表したが軟調。
一方で、中国電子商取引のアリババ・グループ(BABA)は、検索サイトのヤフー(YHOO)が保有するアリババ株の無税でのスピンオフ(分離・独立)をIRS(米内国歳入庁)に否認されていたことが明らかとなり、ポジション調整から上昇した。
国際エネルギー機関(IEA)は、中国の景気減速やエネルギー効率の向上を背景に、同国の原油輸入が減速する可能性が高いとの見解を示した。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は120円50銭、米7月JOLT求人件数が過去最高で利上げ観測が再燃 9日のニューヨーク外為市場でドル・円は、121円20銭まで上昇後、120円45銭へ下落して120円50銭で引けた。
中国の景気刺激策への期待から、リスク選好の円売りが先行。
また、過去最高に達した米国の7月JOLT求人件数で、利上げ観測を受けた債券利回り上昇に伴うドル買いが優勢となった。
その後、米国株式相場が下落に転じたことを嫌気したリスク回避の円買いが再燃した。
ユーロ・ドルは、1.1132ドルまで下落後、1.1206ドルまで上昇し1.1200ドルで引けた。
プラート欧州中央銀行(ECB)専務理事の発言を受けた追加緩和観測で、ユーロ売りが一時優勢となった。
その後、株安に連れてキャリー取引解消に絡んだユーロの買い戻しが再燃した。
ユーロ・円は、134円62銭から135円19銭へ上昇した。
ポンド・ドルは、1.5350ドルから1.5391ドルへ上昇。
予想外のマイナスに落ち込んだ英国の7月鉱工業、製造業生産を嫌ったポンド売りが優勢となったのち、ドル売りに転じた。
ドル・スイスは、0.9801フランから0.9733フランへ下落した。
■NY原油:続落で44.15ドル、米在庫の増加予想、ドル高で売り NY原油は続落(NYMEX原油10月限終値:44.15↓1.79)。
45.96ドルから44.09ドルまで下落した。
10日(日本時間11日午前0時)に発表予定の米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)について、国内全体と原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫が増加すると予想されていることで、売りが先行したもよう。
この日発表の米国の7月JOLT(求人労働移動調査)求人件数が、予想を大きく上回る増加だったことは好感された。
しかし、ドル高になり、割高感が強まったことによる売り圧力が勝ったとみられる。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 15.90ドル -0.265ドル(-1.64%) モルガン・スタンレー(MS) 33.77ドル -0.505ドル(-1.47%) ゴールドマン・サックス(GS)185.83ドル -0.055ドル(-0.03%) インテル(INTC) 29.24ドル -0.260ドル(-0.88%) アップル(AAPL) 110.15ドル -2.160ドル(-1.92%) グーグル(GOOG) 612.72ドル -1.940ドル(-0.32%) フェイスブック(FB) 90.44ドル +0.910ドル(+1.02%) キャタピラー(CAT) 72.96ドル -1.340ドル(-1.80%) アルコア(AA) 9.58ドル -0.145ドル(-1.49%) ウォルマート(WMT) 65.12ドル -1.260ドル(-1.90%) スプリント(S) 4.92ドル -0.080ドル(-1.60%)
ダウ平均は239.11ドル安の16253.57、ナスダックは55.40ポイント安の4756.53で取引を終了した。
中国政府による財政政策強化の声明を受け、アジア・欧州株が全面高となった動きを受けて買いが先行。
しかし16-17日の連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて利上げに対する警戒感が強まる中、7月JOLT求人件数が過去最高となり、午後に入って下げ幅を拡大した。
NY原油先物相場が一時4%近く下落したことも嫌気された。
セクター別では全面安となり、特に家庭用品・パーソナル用品やエネルギーの下落が目立った。
原油価格の下落を受けてエクソン・モービル(XOM)やシェブロン(CVX)などエネルギー関連企業が軟調推移。
携帯端末のアップル(AAPL)は新製品発表イベントで新型iPhoneや大型iPadなどを発表したが軟調。
一方で、中国電子商取引のアリババ・グループ(BABA)は、検索サイトのヤフー(YHOO)が保有するアリババ株の無税でのスピンオフ(分離・独立)をIRS(米内国歳入庁)に否認されていたことが明らかとなり、ポジション調整から上昇した。
国際エネルギー機関(IEA)は、中国の景気減速やエネルギー効率の向上を背景に、同国の原油輸入が減速する可能性が高いとの見解を示した。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は120円50銭、米7月JOLT求人件数が過去最高で利上げ観測が再燃 9日のニューヨーク外為市場でドル・円は、121円20銭まで上昇後、120円45銭へ下落して120円50銭で引けた。
中国の景気刺激策への期待から、リスク選好の円売りが先行。
また、過去最高に達した米国の7月JOLT求人件数で、利上げ観測を受けた債券利回り上昇に伴うドル買いが優勢となった。
その後、米国株式相場が下落に転じたことを嫌気したリスク回避の円買いが再燃した。
ユーロ・ドルは、1.1132ドルまで下落後、1.1206ドルまで上昇し1.1200ドルで引けた。
プラート欧州中央銀行(ECB)専務理事の発言を受けた追加緩和観測で、ユーロ売りが一時優勢となった。
その後、株安に連れてキャリー取引解消に絡んだユーロの買い戻しが再燃した。
ユーロ・円は、134円62銭から135円19銭へ上昇した。
ポンド・ドルは、1.5350ドルから1.5391ドルへ上昇。
予想外のマイナスに落ち込んだ英国の7月鉱工業、製造業生産を嫌ったポンド売りが優勢となったのち、ドル売りに転じた。
ドル・スイスは、0.9801フランから0.9733フランへ下落した。
■NY原油:続落で44.15ドル、米在庫の増加予想、ドル高で売り NY原油は続落(NYMEX原油10月限終値:44.15↓1.79)。
45.96ドルから44.09ドルまで下落した。
10日(日本時間11日午前0時)に発表予定の米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)について、国内全体と原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫が増加すると予想されていることで、売りが先行したもよう。
この日発表の米国の7月JOLT(求人労働移動調査)求人件数が、予想を大きく上回る増加だったことは好感された。
しかし、ドル高になり、割高感が強まったことによる売り圧力が勝ったとみられる。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 15.90ドル -0.265ドル(-1.64%) モルガン・スタンレー(MS) 33.77ドル -0.505ドル(-1.47%) ゴールドマン・サックス(GS)185.83ドル -0.055ドル(-0.03%) インテル(INTC) 29.24ドル -0.260ドル(-0.88%) アップル(AAPL) 110.15ドル -2.160ドル(-1.92%) グーグル(GOOG) 612.72ドル -1.940ドル(-0.32%) フェイスブック(FB) 90.44ドル +0.910ドル(+1.02%) キャタピラー(CAT) 72.96ドル -1.340ドル(-1.80%) アルコア(AA) 9.58ドル -0.145ドル(-1.49%) ウォルマート(WMT) 65.12ドル -1.260ドル(-1.90%) スプリント(S) 4.92ドル -0.080ドル(-1.60%)