💎 今日の市場で最も健全な企業をご覧ください始めましょう

ユーロ週間見通し:強含みか、フランス政治不安緩和で上値を試す展開も

発行済 2024-07-06 14:50
更新済 2024-07-06 15:00
© Reuters.
EUR/USD
-
USD/JPY
-
EUR/JPY
-
*14:50JST ユーロ週間見通し:強含みか、フランス政治不安緩和で上値を試す展開も ■強含み、米長期金利の低下を意識したユーロ買い

今週のユーロ・ドルは強含み。
フランスの財政悪化を警戒したユーロ売り・米ドル買いは一巡したことに加えて、米長期金利の低下が観測されたことから、リスク選好的なユーロ買い・米ドル売りが優勢となった。
欧州中央銀行(ECB)は追加利下げを急がない方針であることもユーロ買いを促したにつながった取引レンジ:1.0710ドル-1.0843ドル。


「底堅い値動きか、域内経済の回復期待と米インフレ鈍化で

来週のユーロ・ドルは底堅い値動きか。
直近発表のユーロ圏の経済指標は景気回復を示唆するものも含まれており、欧州中央銀行(ECB)による早期追加利下げ観測は後退した。
フランスの財政悪化に対する懸念は消えていないものの、7月11日発表の6月米消費者物価指数(CPI)が鈍化すればユーロ買い・ドル売りがやや強まる見込み。


予想レンジ:1.0750ドル-1.0950

■強含み、日欧金利差を意識したユーロ買い強まる

今週のユーロ・円は強含み。
フランスの財政悪化を懸念したリスク回避のユーロ売り・円買いは一巡し、日欧金利差を意識したユーロ買い・円売りが活発となったことから、ユーロ・円は一時174円台半ばまで上昇した。
日本の為替介入に対する警戒感は低下したことも影響したようだ。
取引レンジ:172円28銭-174円52銭。


■強含みか、フランス政治不安緩和で上値を試す展開も

来週のユーロ・円は強含みか。
ユーロ圏の経済指標は強弱まちまちだが、短期的な景気回復が期待され、ユーロは売りづらい。
フランスの政治不安は緩和されていることや欧州中央銀行(ECB)の追加利下げ観測後退もユーロ売りを抑制しよう。
一方、日本の為替介入がただちに実施されるとの見方は後退しており、ユーロは上値を試す展開が続く。


○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・特になし

予想レンジ:173円00銭-176円00銭


最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます