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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家夢見る父さん氏:感情を持つロボットが勝者になるのか

発行済 2015-12-10 17:55
更新済 2015-12-10 18:00
【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家夢見る父さん氏:感情を持つロボットが勝者になるのか
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以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家夢見る父さん氏(ブログ「夢見る父さんのコツコツ投資日記」を運営)が執筆したコメントです。
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
---- ※2015年12月2日23時に執筆 11月26日に「ロボット、AIの時代に対抗するには」という記事をアップしました。
その後、野村総研 (T:4307) が12月2日、「日本の労働人口の49%が人工知能やロボット等で代替可能に」という発表をしました。
NHKニュースでも大きく報じられていたので、ご覧になった人もいるかもしれません。
野村総研とイギリスのオックスフォード大との共同研究で、今後10年~20年以内にロボットなどへ代替可能な労働人口の割合は、日本はイギリスの35%、アメリカの47%を上回っています。
つまり、日本の労働者が一番、危険にさらされていることになりますね。
代替可能性が高い職種をみると、ブルーカラーが多いですが、「一般事務員」「経理事務員」「銀行窓口係」などホワイトカラーも含まれています。
あながちSFの世界と笑い飛ばすことはできないでしょう。
さて、7日の毎日新聞サイトにソフトバンクグループ (T:9984)のロボット「Pepper(ペッパー)」に感情を持たせることに成功した、東大特任講師の光吉俊二さんのインタビューが載っていました。
興味深かったのは、ロボットには、現在のAI開発で主流になっている「ディープラーニング」(人の神経のようなネットワークを作って開発する)ではなく、感情を持たせなければならないとしていることです。
もし、光吉さんの意見が正しければ、グーグル、IBMなどが行っているAI開発よりも、ソフトバンクのほうが先行していることになります。
実際、グーグル幹部だったニケシュ・アローラさんがソフトバンクの副社長に転職していることもありますから、あながち的外れではない気もします。
そうなると、ソフトバンクが日本の通信会社にとどまらず、世界的なAI・ロボット企業になることが期待されます。
僕自身、10年以上前にソフトバンク株500株を購入し、昨年、アベノミクスが始まってから、昨年8000円を突破するまでの間に大部分を売却しましたが、まだ、100株持っています。
機を見て売却しようかとも思っていましたが、もしかして世界的大企業になるのではという夢に100株分は賭けてみようと思いました。
2020年の東京五輪以降はなんとなく日本経済が停滞するイメージがありましたが、こういう夢を描ける企業はソフトバンク以外にもいくつもあるかと思います。
そうした企業に乗っかれればいいなと思っています。
1社にとどまらずロボット・AI分野の企業群に投資するテーマ型の投資信託もありますが、個人的には、これまでも「シェールガス」「環境」などその時々の廃りはやりがありますし、コストもかかることから、投資しようとは思いません。
もちろん、ソフトバンクは多額の有利子負債がありますし、孫正義社長の強力なリーダーシップで率いられていますから、ポスト孫への不安もあります。
だから、投資をされる場合はあくまでも自己責任でお願いします。
なお、僕はコア投資としてはインデックス投資をしており、個人投資家にはこちらのほうがお勧めという考えは変わりません。
インデックス投資に関心のある方は夢見る父さんのブログをごらんください。
---- 執筆者名:夢見る父さん ブログ名:夢見る父さんのコツコツ投資日記

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