*11:38JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):富士通ゼ、さくら、SBIリーシングなど
さくら (TYO:3778):3015円(-400円)
大幅反落。
前日に第1四半期決算を発表、GPUクラウドサービス提供開始などから、営業利益は2.3億円で前年同期比2.2倍と大幅増益になっているが、上半期計画は8億円、同3.2倍の水準であり、やや進捗は鈍いとの見方にもなっているもよう。
人材投資などがコスト増の主因となっている。
新株発行に伴う株式交付費の計上、有証売却益一巡などで、第1四半期純利益は大幅減益となる形にも。
小糸製 (TYO:7276):2117.5円(-116円)
大幅反落。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は90億円で前年同期比38.6%減となり、市場予想を20億円近く下回ったとみられる。
通期予想は従来の580億円から490億円、前期比12.5%減と、一転減益予想に下方修正している。
為替前提は円安方向に修正しているものの、世界生産の前提などは下方修正しているようだ。
また、米セプトン社の子会社化も発表しているが、短期的な収益悪化要因につながりそうなことも警戒視。
富士通ゼ (TYO:6755):1870円(-265.5円)
大幅反落。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は7.2億円と黒字転換しているが、通期計画120億円、前期比2.1倍に対する進捗率は低水準にとどまり、ネガティブに捉えられる状況のようだ。
米国やアジアを中心に空調機の売上は堅調に推移したものの、棚卸資産評価減の計上などが押し下げ要因となった。
欧州や中東など現地通貨ベースでの売上高はやや伸び悩んでおり、通期業績コンセンサスは切り下がる状況のもよう。
コマツ (TYO:6301):4261円(-262円)
大幅続落。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は1570億円で前年同期比6.8%増となり、ほぼ市場想定線での着地とみられる。
会社計画比では150億円ほど上振れているようだ。
一般建機、マイニングの売上は想定を下振れたが、円安効果が押し上げ要因となったもよう。
通期計画5570億円、前期比8.3%減は据え置き、足元の売上伸び悩みを反映して、大幅な上振れ期待などはやや後退する状況のようだ。
ファナック (TYO:6954):4401円(+139円)
大幅続伸。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は330億円で前年同期比1.1%増となり、通期予想は従来の1210億円から1430億円、前期比0.8%増に上方修正している。
為替の円安効果のほか、FAやロボットの売上も想定以上に順調推移とみられる。
上方修正値は依然コンセンサスに届いていないが、今後一段の上振れも想定される形に。
なお、第1四半期受注高も前年同期比12.3%増と減少予想の市場の見方を上回っている。
セルシード (TYO:7776):486円(-29円)
反落、29日の取引終了後、東京証券取引所が信用取引による新規の売付け及び買付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする信用取引の臨時措置を30日売買分から解除すると発表した。
また、日本証券金融も30日売買分から貸借担保金率を30%とする増担保金徴収措置を解除すると発表したが、2営業日連続でストップ高をつけた反動で売りが優勢となっている。
SBIリーシング (TYO:5834):3250円(+350円)
大幅反発。
25年3月期第1四半期の業績を発表し、営業利益12.23億円(前年同期比13.8%増)、経常利益12.07億円(同14.7%増)と利益が堅調に推移していることが好感されている。
JOLCO商品の販売は、前期に十分な在庫を積み上げたこと、営業体制の整備・強化に取り組んだことに加え、堅調な投資家需要を受けて好調に推移している。
機材納入の遅れによりJOL商品の販売実績がないため、売上高は前年同期を大幅に下回っているが、通期の販売計画について変更はないとした。
jGroup (TYO:3063):706円(+8円)
続伸、年初来高値更新。
25年2月期通期業績予想の上方修正を発表し、好材料視されている。
売上高を従来予想の105.50億円から106.00億円(0.5%増)へ、経常利益を3.15億円から4.10億円(30.2%増)へ修正した。
前回、業績予想を公表した時点より、前期に行った既存店舗のリニューアル、生産性の向上やコストコントロールなどに取り組んだ効果により収益性がさらに向上した。
また、営業店舗物件の立退きによる特別利益を25年2月期第2四半期に計上する予定としている。
大幅反落。
前日に第1四半期決算を発表、GPUクラウドサービス提供開始などから、営業利益は2.3億円で前年同期比2.2倍と大幅増益になっているが、上半期計画は8億円、同3.2倍の水準であり、やや進捗は鈍いとの見方にもなっているもよう。
人材投資などがコスト増の主因となっている。
新株発行に伴う株式交付費の計上、有証売却益一巡などで、第1四半期純利益は大幅減益となる形にも。
小糸製 (TYO:7276):2117.5円(-116円)
大幅反落。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は90億円で前年同期比38.6%減となり、市場予想を20億円近く下回ったとみられる。
通期予想は従来の580億円から490億円、前期比12.5%減と、一転減益予想に下方修正している。
為替前提は円安方向に修正しているものの、世界生産の前提などは下方修正しているようだ。
また、米セプトン社の子会社化も発表しているが、短期的な収益悪化要因につながりそうなことも警戒視。
富士通ゼ (TYO:6755):1870円(-265.5円)
大幅反落。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は7.2億円と黒字転換しているが、通期計画120億円、前期比2.1倍に対する進捗率は低水準にとどまり、ネガティブに捉えられる状況のようだ。
米国やアジアを中心に空調機の売上は堅調に推移したものの、棚卸資産評価減の計上などが押し下げ要因となった。
欧州や中東など現地通貨ベースでの売上高はやや伸び悩んでおり、通期業績コンセンサスは切り下がる状況のもよう。
コマツ (TYO:6301):4261円(-262円)
大幅続落。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は1570億円で前年同期比6.8%増となり、ほぼ市場想定線での着地とみられる。
会社計画比では150億円ほど上振れているようだ。
一般建機、マイニングの売上は想定を下振れたが、円安効果が押し上げ要因となったもよう。
通期計画5570億円、前期比8.3%減は据え置き、足元の売上伸び悩みを反映して、大幅な上振れ期待などはやや後退する状況のようだ。
ファナック (TYO:6954):4401円(+139円)
大幅続伸。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は330億円で前年同期比1.1%増となり、通期予想は従来の1210億円から1430億円、前期比0.8%増に上方修正している。
為替の円安効果のほか、FAやロボットの売上も想定以上に順調推移とみられる。
上方修正値は依然コンセンサスに届いていないが、今後一段の上振れも想定される形に。
なお、第1四半期受注高も前年同期比12.3%増と減少予想の市場の見方を上回っている。
セルシード (TYO:7776):486円(-29円)
反落、29日の取引終了後、東京証券取引所が信用取引による新規の売付け及び買付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする信用取引の臨時措置を30日売買分から解除すると発表した。
また、日本証券金融も30日売買分から貸借担保金率を30%とする増担保金徴収措置を解除すると発表したが、2営業日連続でストップ高をつけた反動で売りが優勢となっている。
SBIリーシング (TYO:5834):3250円(+350円)
大幅反発。
25年3月期第1四半期の業績を発表し、営業利益12.23億円(前年同期比13.8%増)、経常利益12.07億円(同14.7%増)と利益が堅調に推移していることが好感されている。
JOLCO商品の販売は、前期に十分な在庫を積み上げたこと、営業体制の整備・強化に取り組んだことに加え、堅調な投資家需要を受けて好調に推移している。
機材納入の遅れによりJOL商品の販売実績がないため、売上高は前年同期を大幅に下回っているが、通期の販売計画について変更はないとした。
jGroup (TYO:3063):706円(+8円)
続伸、年初来高値更新。
25年2月期通期業績予想の上方修正を発表し、好材料視されている。
売上高を従来予想の105.50億円から106.00億円(0.5%増)へ、経常利益を3.15億円から4.10億円(30.2%増)へ修正した。
前回、業績予想を公表した時点より、前期に行った既存店舗のリニューアル、生産性の向上やコストコントロールなどに取り組んだ効果により収益性がさらに向上した。
また、営業店舗物件の立退きによる特別利益を25年2月期第2四半期に計上する予定としている。