日経平均は反発。
126.27円高の17367.22円(出来高概算11億5000万株)で前場の取引を終えている。
米株高と原油相場の落ち着きを受けてシカゴ先物にさや寄せする格好からのギャップ・アップで始まり、17500円を回復して始まった。
しかし、寄り付き直後につけた17597.87円を高値に、その後は中国市場を見極めたいとの模様眺めムードも根強く、じりじりと上げ幅を縮めている。
セクターでは空運、鉱業、小売、石油石炭、陸運、サービスが上昇。
一方で証券、保険、銀行、輸送用機器が小安い。
東証1部の騰落銘柄は、寄り付き段階では値上がり数が1700を超えていたが、前引けでは1400を下回っており、全体の7割が上昇。
中国上海指数は再び節目の3000を下回っているため、手掛けづらいところである。
週末要因から積極的な売買も手控えられやすく、買いはポジション調整に伴う売り方の買戻しにとどまろう。
そのため、物色は中小型株などでの短期的な値幅取り狙いの売買に傾きそうであり、個人主体の売買が中心になりそうである。
日経平均は5日線を挟んでの推移となっているが、5日線を下回っている状況が続くと、中小型株についても地合いの悪さが次第に波及する格好となり、利益確定の流れが優勢になりやすい。
まずは、上海指数の踏ん張りに期待したいところである。
(村瀬智一)
126.27円高の17367.22円(出来高概算11億5000万株)で前場の取引を終えている。
米株高と原油相場の落ち着きを受けてシカゴ先物にさや寄せする格好からのギャップ・アップで始まり、17500円を回復して始まった。
しかし、寄り付き直後につけた17597.87円を高値に、その後は中国市場を見極めたいとの模様眺めムードも根強く、じりじりと上げ幅を縮めている。
セクターでは空運、鉱業、小売、石油石炭、陸運、サービスが上昇。
一方で証券、保険、銀行、輸送用機器が小安い。
東証1部の騰落銘柄は、寄り付き段階では値上がり数が1700を超えていたが、前引けでは1400を下回っており、全体の7割が上昇。
中国上海指数は再び節目の3000を下回っているため、手掛けづらいところである。
週末要因から積極的な売買も手控えられやすく、買いはポジション調整に伴う売り方の買戻しにとどまろう。
そのため、物色は中小型株などでの短期的な値幅取り狙いの売買に傾きそうであり、個人主体の売買が中心になりそうである。
日経平均は5日線を挟んでの推移となっているが、5日線を下回っている状況が続くと、中小型株についても地合いの悪さが次第に波及する格好となり、利益確定の流れが優勢になりやすい。
まずは、上海指数の踏ん張りに期待したいところである。
(村瀬智一)