*08:19JST 個人投資家hina:個人投資家としてすぐに連想すべきこと【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「hina」氏(ブログ:hinaの株ブログ」)が執筆したコメントです。
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2024年10月01日15時に執筆
『hinaの株ブログ』を執筆しておりますhinaと申します。
ニッポン放送【飯田浩司のOK!Cozy up!週末増刊号】、J-WAVE【GROOVE LINE】レギュラー出演。
TBS、テレ東ゲスト出演。
Yahoo!特設掲示板にて、「ピストン西沢とhinaの投資部屋」を運営中。
CAMPFIREコミュニティにて投資情報配信サロン「hinaの株プレミアム」を開設、市場営業日には毎日メルマガを配信しています。
株の入門書『超ど素人が極める株』は翔泳社から出版。
来年改訂版を出版予定。
日本市場
本日の日経平均は徐々に切り返していくような動きとなっています。
日経平均の寄り付きは+313円の38232円からのスタート。
始値が安値となり、その後上昇して行く動きとなり、10時半には38600円台に、13時頃には38700円台に一時的に乗せていきました。
昨日の石破ショック的な‐1910円の急落翌日である今日は、ショックの後の切り返しといった動きとなっています。
先週金曜日までは高市トレード。
昨日は石破ショック。
そして本日は更に石破ショックからの巻き戻しと目まぐるしい動きが続きます。
特に強い動きが目立っていたのが三菱重工 (TYO:7011)でした。
一時、+203.5円の2321円までつけていきました。
「防衛関連は誰が首相になろうが取り上げられていくテーマ」とは言われていましたが、昨日は全体の投げに巻き込まれる形で‐3.5%ほどの下げになっていました。
一日経って改めて物色の手が伸び、買いなおされたような形となっています。
バフェットさん銘柄
米バークシャーが円建て債を発行計画と報じられたことで、またバフェットさんが日本株の買い増しに動くのでは?と期待値が高まり、5大総合商社株が場中買い進まれました。
バークシャーが日本で債券を発行してお金を調達しようとしているというもので、ではその調達したお金は何に使われるのか、といえば何らかの日本株を買い増し、もしくは新たな銘柄を買っていくのでは?という思惑が広がります。
これはもうパターンになっていますので、バークシャーが資金調達=バフェットさんが日本株買い?という風に覚えておいてください。
ここ試験に出ます。
(いえ試験に出ませんし、そもそも試験もありません)
実は今年の4月にもバークシャーは円建て債を発行していて、その時も日本株の買い増しに動くのでは?と期待されたのですが、その後結局何も発表されなかったということもありますので、この報道だけで商社株の上昇がずっと続くというものにはならないかもしれません。
バフェットさんが商社株を買っているという話が初めて出たのは、2020年8月末でした。
その時は、事前に少しずつ少しずつ買い集めていき、その発表したあたりで商社5銘柄それぞれ発行済み株式の5%を超えるようにし、そこで一気に実は日本の商社を買っています、と発表したのだと思います。
その後、更に商社を買い増しているという話もありました。
株は一つの銘柄の発行済み株式数の5%を超えて買ってしまうと、5%ルールというものがあり大量保有報告書の提出をする必要があります。
つまり、一つの銘柄で5%以上の株を持ったものは、買ったことがアナウンスされるのです。
それ以降は1%以上の増減があるたびに変更報告を出す必要があります。
逆にいえば、5%に乗るまではそういった報告をする必要がないので、誰がその銘柄を買っているかなどはわからないわけです。
バフェットさんが日本の総合商社を買っているという話は皆の知るところとなったわけですが、上限9.9%までしか買わないとバフェットさん自身が言っており、その上限が近づいているということもありますので、商社が更にぎりぎりまで買い進まれて行くのかはわかりません。
5大商社(三菱商事 (TYO:8058)、三井物産 (TYO:8031)、伊藤忠商事 (TYO:8001)、丸紅 (TYO:8002)、住友商事 (TYO:8053))以外に資金が行くのでは、という観測もありまして、なんの銘柄が買われるの?というのを市場関係者が予想しあうということもありましたが、なかなか次なる銘柄が発表されないままここまで来ています。
次の銘柄がわからないから、とりあえずは買い増し期待のある商社が買われたという流れかなと思います。
バークシャー=バフェットさんの次の投資先というのが市場の関心事というのは続きそうですね。
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執筆者名:hina
ブログ名:hinaの株ブログ
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2024年10月01日15時に執筆
『hinaの株ブログ』を執筆しておりますhinaと申します。
ニッポン放送【飯田浩司のOK!Cozy up!週末増刊号】、J-WAVE【GROOVE LINE】レギュラー出演。
TBS、テレ東ゲスト出演。
Yahoo!特設掲示板にて、「ピストン西沢とhinaの投資部屋」を運営中。
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株の入門書『超ど素人が極める株』は翔泳社から出版。
来年改訂版を出版予定。
日本市場
本日の日経平均は徐々に切り返していくような動きとなっています。
日経平均の寄り付きは+313円の38232円からのスタート。
始値が安値となり、その後上昇して行く動きとなり、10時半には38600円台に、13時頃には38700円台に一時的に乗せていきました。
昨日の石破ショック的な‐1910円の急落翌日である今日は、ショックの後の切り返しといった動きとなっています。
先週金曜日までは高市トレード。
昨日は石破ショック。
そして本日は更に石破ショックからの巻き戻しと目まぐるしい動きが続きます。
特に強い動きが目立っていたのが三菱重工 (TYO:7011)でした。
一時、+203.5円の2321円までつけていきました。
「防衛関連は誰が首相になろうが取り上げられていくテーマ」とは言われていましたが、昨日は全体の投げに巻き込まれる形で‐3.5%ほどの下げになっていました。
一日経って改めて物色の手が伸び、買いなおされたような形となっています。
バフェットさん銘柄
米バークシャーが円建て債を発行計画と報じられたことで、またバフェットさんが日本株の買い増しに動くのでは?と期待値が高まり、5大総合商社株が場中買い進まれました。
バークシャーが日本で債券を発行してお金を調達しようとしているというもので、ではその調達したお金は何に使われるのか、といえば何らかの日本株を買い増し、もしくは新たな銘柄を買っていくのでは?という思惑が広がります。
これはもうパターンになっていますので、バークシャーが資金調達=バフェットさんが日本株買い?という風に覚えておいてください。
ここ試験に出ます。
(いえ試験に出ませんし、そもそも試験もありません)
実は今年の4月にもバークシャーは円建て債を発行していて、その時も日本株の買い増しに動くのでは?と期待されたのですが、その後結局何も発表されなかったということもありますので、この報道だけで商社株の上昇がずっと続くというものにはならないかもしれません。
バフェットさんが商社株を買っているという話が初めて出たのは、2020年8月末でした。
その時は、事前に少しずつ少しずつ買い集めていき、その発表したあたりで商社5銘柄それぞれ発行済み株式の5%を超えるようにし、そこで一気に実は日本の商社を買っています、と発表したのだと思います。
その後、更に商社を買い増しているという話もありました。
株は一つの銘柄の発行済み株式数の5%を超えて買ってしまうと、5%ルールというものがあり大量保有報告書の提出をする必要があります。
つまり、一つの銘柄で5%以上の株を持ったものは、買ったことがアナウンスされるのです。
それ以降は1%以上の増減があるたびに変更報告を出す必要があります。
逆にいえば、5%に乗るまではそういった報告をする必要がないので、誰がその銘柄を買っているかなどはわからないわけです。
バフェットさんが日本の総合商社を買っているという話は皆の知るところとなったわけですが、上限9.9%までしか買わないとバフェットさん自身が言っており、その上限が近づいているということもありますので、商社が更にぎりぎりまで買い進まれて行くのかはわかりません。
5大商社(三菱商事 (TYO:8058)、三井物産 (TYO:8031)、伊藤忠商事 (TYO:8001)、丸紅 (TYO:8002)、住友商事 (TYO:8053))以外に資金が行くのでは、という観測もありまして、なんの銘柄が買われるの?というのを市場関係者が予想しあうということもありましたが、なかなか次なる銘柄が発表されないままここまで来ています。
次の銘柄がわからないから、とりあえずは買い増し期待のある商社が買われたという流れかなと思います。
バークシャー=バフェットさんの次の投資先というのが市場の関心事というのは続きそうですね。
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執筆者名:hina
ブログ名:hinaの株ブログ