シンワアートオークションが13日に発表した2016年3月期第3四半期(15年6月-16年2月)業績は、売上高が前年同期比88.0%増の24.56億円、営業利益が1.34億円(前年同期は1.22億円の損失)、経常利益が1.15億円(同1.31億円の赤字)、四半期純利益が0.33億円(同0.98億円の赤字)と黒字に転換している
主力の近代美術オークションは、前年同期間比で出品点数17.5%減、落札点数12.5%減と減少したが、平均落札単価は1.6%増と微増、また、エスティメイト下限合計額に対する落札価額の比率も平均で138.6%と高水準で推移した近代陶芸オークションは、出品点数3.7%増、落札点数4.1%増と順調近代美術Part2オークションも同様に出品点数16.4%増、落札点数16.2%増と順調
16年5月期については、売上高が前期比11.9%増の32.97億円、営業利益が同238.3%増の2.63億円、経常利益が同369.4%増の2.47億円、当期純利益が同878.8%増の1.60億円を見込んでいる