6日のドル・円相場は、東京市場では106円38銭から107円28銭まで反発。
欧米市場でドルは一時107円66銭まで上昇し、107円53銭で取引を終えた。
本日7日のドル・円は、107円台で推移か。
米7月追加利上げの可能性は残されていることから、リスク回避的な円買いは抑制される見込み。
欧米諸国の株高はリスク選好的な円売り材料になるとみられる。
報道によると、米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長は6日の講演で、「中長期的な物価安定と最大限の持続可能な雇用を確保するため、フェデラルファンド金利(政策金利)は時間をかけて緩やかに上昇しなくてはならないだろうと考えている」との見解を表明した。
ただし、イエレンFRB議長は追加利上げの時期については述べなかった。
市場関係者の間では、「7月に追加利上げが実施される可能性は排除できないが、6月の可能性はなくなった」との見方が広がっている。
また、市場関係者の一部は「5月の米労働市場情勢指数(LMCI)は予想を大幅に下回っており、今年1月以降、指数は悪化していることから、早期の追加利上げは難しい」と指摘している。
6日に発表された5月の米労働市場情勢指数は-4.8で市場予想の-0.8を大きく下回った。
4月分は-0.9から-3.4に下方修正されていた。
LMCIで示される雇用情勢は悪化していることから、一部の市場関係者は「インフレ率が2%水準に向けて上昇していくことを確信するまでは、米FRBは追加利上げを実施しない」と予想している。
欧米市場でドルは一時107円66銭まで上昇し、107円53銭で取引を終えた。
本日7日のドル・円は、107円台で推移か。
米7月追加利上げの可能性は残されていることから、リスク回避的な円買いは抑制される見込み。
欧米諸国の株高はリスク選好的な円売り材料になるとみられる。
報道によると、米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長は6日の講演で、「中長期的な物価安定と最大限の持続可能な雇用を確保するため、フェデラルファンド金利(政策金利)は時間をかけて緩やかに上昇しなくてはならないだろうと考えている」との見解を表明した。
ただし、イエレンFRB議長は追加利上げの時期については述べなかった。
市場関係者の間では、「7月に追加利上げが実施される可能性は排除できないが、6月の可能性はなくなった」との見方が広がっている。
また、市場関係者の一部は「5月の米労働市場情勢指数(LMCI)は予想を大幅に下回っており、今年1月以降、指数は悪化していることから、早期の追加利上げは難しい」と指摘している。
6日に発表された5月の米労働市場情勢指数は-4.8で市場予想の-0.8を大きく下回った。
4月分は-0.9から-3.4に下方修正されていた。
LMCIで示される雇用情勢は悪化していることから、一部の市場関係者は「インフレ率が2%水準に向けて上昇していくことを確信するまでは、米FRBは追加利上げを実施しない」と予想している。