豪ドル週間見通し:下げ渋りか、インフレ関連指標が手掛かり材料に

発行済 2025-01-25 14:51
更新済 2025-01-25 15:00
© Reuters.
*14:51JST 豪ドル週間見通し:下げ渋りか、インフレ関連指標が手掛かり材料に ■弱含み、日銀追加利上げを警戒

今週の豪ドル・円は反発。
日本銀行による追加利上げを警戒して豪ドル売り・円買いが一時優勢となったが、利上げ決定後に日豪金利差の大幅縮小観測は後退し、リスク選好的な豪ドル買い・円売りが優勢となった。
トランプ米大統領が米連邦準備制度理事会(FRB)に金利引き下げを求めたことも豪ドル買い材料となったようだ。
取引レンジ:96円61銭-98円76銭。


■下げ渋りか、インフレ関連指標が手掛かり材料に

来週の豪ドル・円は下げ渋りか。
1月29日発表の12月消費者物価指数が手掛かり材料となりそうだ。
物価上昇率が11月実績を上回った場合、早期利下げ観測は後退し、リスク回避的な豪ドル売り・円買いは抑制される可能性がある。


○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・29日:12月消費者物価指数(11月:前年比+2.3%)

予想レンジ:97円00銭-100円00銭


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