■業績見通しと財務状況について
1. 2017年12月期第3四半期累計実績及び通期業績見通し
10月24日付で発表された2017年12月期第3四半期累計(2017年1月-9月)の連結業績は、営業損失で9,620千ドル(前年同期は9,441千ドルの損失)とほぼ会社計画どおりの進捗となった。
費用の内訳を見ると、研究開発及びパテント費は治験費用の増加を主因として前年同期比138千ドル増加の3,066千ドルとなった。
また、一般管理費は同40千ドル増加の6,553千ドルとなった。
2017年12月期の連結業績見通しは、営業損失で12,654千ドルと前期比で1,773ドルの損失拡大を見込んでいる。
第4四半期についても事業環境に大きな変化はないことから、通期業績についても会社計画の範囲内で推移するものと予想される。
メディシノバ {{|0:}}では将来的にグローバル製薬企業を目指していることから、少なくともイブジラスト、タイペルカストのうちいずれかは単独でP3治験を行い、上市を目指していくことになる。
このため、当面は研究開発費が先行し、期間収益は損失が続く可能性が高い。
ただ、ライセンス契約を締結することになれば、潜在的な市場規模がいずれも大きい品目であるだけに、相応の契約一時金を獲得できる可能性はある。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
1. 2017年12月期第3四半期累計実績及び通期業績見通し
10月24日付で発表された2017年12月期第3四半期累計(2017年1月-9月)の連結業績は、営業損失で9,620千ドル(前年同期は9,441千ドルの損失)とほぼ会社計画どおりの進捗となった。
費用の内訳を見ると、研究開発及びパテント費は治験費用の増加を主因として前年同期比138千ドル増加の3,066千ドルとなった。
また、一般管理費は同40千ドル増加の6,553千ドルとなった。
2017年12月期の連結業績見通しは、営業損失で12,654千ドルと前期比で1,773ドルの損失拡大を見込んでいる。
第4四半期についても事業環境に大きな変化はないことから、通期業績についても会社計画の範囲内で推移するものと予想される。
メディシノバ {{|0:}}では将来的にグローバル製薬企業を目指していることから、少なくともイブジラスト、タイペルカストのうちいずれかは単独でP3治験を行い、上市を目指していくことになる。
このため、当面は研究開発費が先行し、期間収益は損失が続く可能性が高い。
ただ、ライセンス契約を締結することになれば、潜在的な市場規模がいずれも大きい品目であるだけに、相応の契約一時金を獲得できる可能性はある。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)