[香港 13日 ロイター] - サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)東地区は15日に各地で開幕するが、中国勢が新型コロナウイルスの影響を受ける中で日本と韓国のチームが有力視されている。
今大会に参加する中国勢4チームのうち、上海海港は11日に新型コロナウイルスの感染拡大を受けたロックダウン政策のために出場を辞退した。また、大会後の国内リーグ開幕までの帰国が困難なため、中国勢はフルメンバー派遣に消極的になっている。長春亜泰は先月、理由を明らかにせず出場を辞退し、2回優勝経験のある広州FCと昨季の中国王者の山東泰山は控えメンバーを大会に送り込んでいる。
日本勢で2回の優勝経験のある浦和はF組で山東、ライオン・シティ(シンガポール)、大邱(韓国)と対戦。アンドレス・イニエスタを擁する神戸はJ組で、上海の辞退により傑志(香港)、チェンライ(タイ)の2チームと対戦する。
韓国勢ではともに2回優勝の全北と蔚山が有力とみられ、全北はH組で横浜M、蔚山はI組で川崎と同組に入っている。5グループの各組首位と、2位のうち上位3チームが決勝トーナメントに進出する。