(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 5935.76(‐58.25)
前営業日終値 5994.01(‐ 7.19)
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クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 7223.30(‐49.02)
前営業日終値 7272.32(+87.15)
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CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 4067.15(‐43.20)
前営業日終値 4110.35(+39.97)
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<ロンドン株式市場> 続落。中東の政治的混乱が主要産油国であるサウジアラビアに
も飛び火するとの懸念が重しとなった。
エジプトの新聞は、バーレーンの反政府デモを鎮圧するため、サウジが戦車を同国に送
り込んだと報じた。サウジ高官は報道をすぐに否定したが、北海ブレント先物
1.8%高のバレル当たり113ドルを上回る水準に上昇した。
原油高を嫌気した旅行関連銘柄の下げがきつく、クルーズ船運営のカーニバル
は商いを伴って6%急落した。インターコンチネンタル・ホテルズ
一時は3%高まで買われていたインターナショナル・コンソリデーテッド・エアラインズ・
グループ
HSBC
げが圧迫材料となった。同社は前日もさえない決算を嫌気され4.7%急落していた。
半面、アウトソーシング会社のキャピタ
保険大手チューリッヒ・ファイナンシャル・サービシズ
について交渉していることを明らかにした。
前日5.9%急落していたアソシエーテッド・ブリティッシュ・フーズ
2.7%高。エボリューション・セキュリティーズが同社の投資判断を「ニュートラル」
から「バイ」に引き上げたことが追い風となった。
<欧州株式市場> 反落。中東・北アフリカの政情不安が強まるなか、一部投資家が銀行・
エネルギー株を中心に利益確定の売りを出した。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は7.32ポイント(0.63%)安
の1161.92。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は29.82ポイント(0.99%)安
の2983.27。
サウジアラビアが隣国バーレーンの反政府デモ対応に向け軍を派遣したとのエジプト紙
の報道で、米原油先物
テヘランで治安部隊と反政府勢力が衝突したと反政府側のウェブ報道が報じたことも、
投資家心理を不安にした。
STOXX欧州600銀行株指数<.SX7P>が1.9%下落。ソシエテ・ジェネラル
エネルギー株も軟調だった。BP
ぞれ値下がりした。原油価格の上昇がもたらすプラス効果を、供給混乱というリスクへの
懸念が相殺する形となった。
[東京 2日 ロイター]