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NY原油:反落で60.20ドル、米製造業指標上振れによるドル高、OPEC思惑で売り

発行済 2015-06-02 03:51
更新済 2015-06-02 04:00
NY原油:反落で60.20ドル、米製造業指標上振れによるドル高、OPEC思惑で売り
NY原油は反落(NYMEX原油7月限終値:60.20↓0.10)。
60.64ドルから59.33ドルまで下落した。
この日発表の米国の4月個人消費支出(PCE)が横ばいにとどまり、コアPCE価格指数(インフレ指標)も伸びが鈍化し、一時ドル売りになった際に、原油は割安感から買われた。
その後、米国の5月ISM製造業景況指数、4月建設支出が上振れし、ドル買いになったことで、原油は割高感から売りに転じた。
5日開催予定の石油輸出国機構(OPEC)の総会で、価格よりシェア優先のポリシーが継続され、現状の生産量が維持されるとの観測も、原油の売り圧力になったもよう。

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