24日の日経平均は反落。 139.42円安の20544.53円（出来高概算17億9000万株）で取引を終えた。
23日の米国市場は、予想を上振れた経済指標が材料視されるものの、キャタピラーや3Mの下方修正等が嫌気されていた。
これを受けてシカゴ日経225先物清算値は大阪比100円安の20570円となり、さや寄せする格好となった。
その後はこう着感の強い相場展開となり、週末要因のほか本格化する決算を前に模様眺めムードの強い展開に。
もっとも、個別では決算評価のほか、インバウンド関連などテーマ株の一角には資金が向かう格好となり、物色意欲の強さが窺えた。
来週は主要企業の決算が本格化する。
そのため、指数インパクトの大きいファナック (TOKYO:6954)の決算を受けた動向などに、日経平均が振らされる可能性がある。
また、メガバンクの決算が予定されており、市場のムードを明るくさせてくるかが注目される。
その他は、決算を手掛かりとした個別対応での日替わり物色に向かわせやすい。