1日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円05銭まで下落後、111円61銭まで上昇し111円40銭で引けた。
米国の4月ISM製造業指数が予想を下回り2年ぶりの低水準に落ち込んだことやFOMCがハト派姿勢を強めるとの見方に米債利回りに伴うドル売りに拍車がかかった。
その後、パウエル議長が会見で、経済の成長が依然健全なペースで続いており、雇用も強く、低インフレも「一時的」との見方を示すと、速やかな利下げ観測が後退しドルの買戻しが強まった。
ユーロ・ドルは、1.1265ドルまで上昇後、1.1187ドルまで下落して1.1195ドルで引けた。
ユーロ・円は、125円22銭まで上昇後、124円71銭まで反落。
リスク回避の円買いが再燃した。
ポンド・ドルは、1.3102ドルまで上昇後、1.3038ドルまで下落した。
ドル・スイスは、1.0127フランまで下落後、1.0185フランまで上昇した。