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もち合いレンジからの下放れを警戒

発行済 2015-09-07 08:20
更新済 2015-09-07 08:33
もち合いレンジからの下放れを警戒
[本日の想定レンジ]  4日のNY市場は下落。
8月雇用統計は非農業部門雇用者数が市場予想を大幅に下回る17.3万人増となった一方で、失業率や平均時給が予想を上回る良好な内容となるなど強弱入り混じる内容。
リッチモンド地区連銀総裁が利上げを支持する考えを示したことで利上げへの警戒感が強まった。
ダウ平均は272.38ドル安の16102.38、ナスダックは49.58ポイント安の4683.92。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比125円安の17635円だった。
 7日のNY市場はレイバーデーの祝日となるため、海外勢のフローは少ないと考えられる。
しかし、薄商いの中を仕掛け的な売買によって振らされやすい状況でもあり、不安定な相場展開が続きそうである。
連休明けの上海市場の動向次第では、先物主導による波乱の展開も警戒しておく必要がありそうだ。
 ボリンジャーバンドではバンドが切り下がる中で、-1σと-2σとのレンジ内での推移が続いているが、-2σは17400円処に位置しており、17000円前半レベルを意識か。
一目均衡表では転換線が上値抵抗として意識されている。
上値切り下げのトレンドになりやすく、足元のもち合いレンジからの下放れを警戒。
17300-18300円のレンジを想定。
[予想レンジ] 上限 18300円−下限 17300円

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