[15日 ロイター] - 男子テニスでことしの四大大会、全米オープン(OP)を制した世界ランキング2位のダニル・メドベージェフ(ロシア)が15日、来週にモスクワで行われるクレムリン・カップ(杯)を欠場すると発表した。
メドベージェフは先月、全米決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)を下して四大大会初優勝。第1シードで出場したBNPパリバOPでは、シングルス4回戦で敗退していた。
メドベージェフは声明で、「ロシアのファンの前で、母国でプレーできるクレムリン杯は特別な機会。しかし、2021年がこのように忙しいスケジュールであるため、100%でプレーできるフィジカル状態ではないと感じた。難しい決断だったが、いい成績で今季を終えるためにそうしなければならなかった」と述べた。
ことしの全米を制した女子のエマ・ラドゥカヌ(英国)も14日にクレムリン杯辞退を発表している。