2018年大発会の日経平均は、好スタートになろう。
2日から取引を再開した米国市場では、ハイテク株への物色が強まり、NYダウは2日間で200ドルを超える上昇となっている。
この流れを受けたシカゴ日経225先物清算値は、大阪比410円高の23160円と23000円を超えており、これにサヤ寄せする格好から、幅広い銘柄に買いが先行しよう。
米国では節税対策の売りが通過する一方で、1月効果と呼ばれるアノマリーがあり、特に12月中旬頃から1月にかけての株価上昇率が統計的に高いことが知られている。
年末の損失確定の反動に加えて、相対的に国内企業の割合が多い小型株は税制改革による恩恵を受けることが予想されている。
また、昨年後半から利益確定の売りに押されていた、アドバンスト・マイクロ・デバイセズやエヌビディアなど半導体銘柄が軒並み買われており、日本株市場へも大きなインパクトを与えよう。
物色はインデックス買いが中心になりやすく、指数インパクトの大きいソフトバンクG (T:9984)、ファナック (T:6954)、ファーストリテ (T:9983)、ソニー (T:6758)などが日経平均を牽引する格好になりそうだ。
また、任天堂 (T:7974)辺りにも買いが集中する可能性が高そうだ。
買い一巡後は23000円処でのこう着になりやすいだろうが、底堅さが意識されてくるようだと、次第に中小型株への広がりが意識されてきそうだ。
(村瀬 智一)
2日から取引を再開した米国市場では、ハイテク株への物色が強まり、NYダウは2日間で200ドルを超える上昇となっている。
この流れを受けたシカゴ日経225先物清算値は、大阪比410円高の23160円と23000円を超えており、これにサヤ寄せする格好から、幅広い銘柄に買いが先行しよう。
米国では節税対策の売りが通過する一方で、1月効果と呼ばれるアノマリーがあり、特に12月中旬頃から1月にかけての株価上昇率が統計的に高いことが知られている。
年末の損失確定の反動に加えて、相対的に国内企業の割合が多い小型株は税制改革による恩恵を受けることが予想されている。
また、昨年後半から利益確定の売りに押されていた、アドバンスト・マイクロ・デバイセズやエヌビディアなど半導体銘柄が軒並み買われており、日本株市場へも大きなインパクトを与えよう。
物色はインデックス買いが中心になりやすく、指数インパクトの大きいソフトバンクG (T:9984)、ファナック (T:6954)、ファーストリテ (T:9983)、ソニー (T:6758)などが日経平均を牽引する格好になりそうだ。
また、任天堂 (T:7974)辺りにも買いが集中する可能性が高そうだ。
買い一巡後は23000円処でのこう着になりやすいだろうが、底堅さが意識されてくるようだと、次第に中小型株への広がりが意識されてきそうだ。
(村瀬 智一)