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窪田製薬ホールディングス---1Q、クボタメガネの製品開発やデザイン改良、台湾での商業化の準備を継続

発行済 2022-05-18 09:33
更新済 2022-05-18 09:45
© Reuters.
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窪田製薬ホールディングス (TYO:4596)は13日、2022年12月期第1四半期(22年1-3月)連結決算(IFRS)を発表した。
事業収益はなし(前年同期もなし)、営業損失が6.44億円(同6.86億円の損失)、税引前損失が6.56億円(同6.97億円の損失)、親会社の所有者に帰属する四半期損失が6.56億円(同6.97億円の損失)となった。


低分子化合物のエミクススタト塩酸塩は、スターガルト病を対象とする第3相臨床試験を2018年11月に開始し、現在も世界11カ国、29施設において継続して実施している。
当該第3相臨床試験は、2020年8月にFDA(米国食品医薬品局)によりOrphan Products Clinical Trials Grants Programの助成プログラムに選定されており、3年間で総額最大163万ドルの助成金を受給する見込みとなっている。
当連結会計年度も0.60億円の営業収益に計上を見込んでいる。


医療機器のうち、在宅で網膜の状態の測定を可能にする遠隔眼科医療モニタリングデバイス「PBOS」は、パートナー企業との共同開発、商業化の可能性を模索している。
当第1四半期には、鹿児島園田眼科による前向き介入研究が開始された。
また、同社グループは有人火星探査に携行可能な超小型眼科診断装置の開発をNASA(米国航空宇宙局)と共同で進め、2020年4月に同プロジェクトのフェーズ1が完了し、フェーズ2の協議を続けている。
同社独自のアクティブスティミュレーション技術を活用した、近視の進行抑制、治療を目指すウェアラブル近視デバイス「クボタメガネ」は、2020年に卓上デバイス及びウェアラブルデバイスでの概念実証試験において、眼軸長が対照眼と比較して短縮することを確認し、初期型プロトタイプが完成した。
当連結会計年度も引き続き、商業化へ向けた製品開発やデザイン改良などの製造販売の準備を進めるとともに、より多くのエビデンスを得るための臨床試験等を継続している。


2022年12月期通期の連結業績予想については、事業収益はなし、営業損失が20億円、税引前損失が20億円、親会社の所有者に帰属する当期損失が20億円とする期初計画を据え置いている。



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