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2018年の日本株見通し、SMBC日興証券(花田浩菜)

発行済 2018-01-04 12:46
更新済 2018-01-04 13:00
2018年の日本株見通し、SMBC日興証券(花田浩菜)
こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。


あけましておめでとうございます。
2018年の日本株市場は一体どうなるのでしょうか。
1/4付の「DailyOutlook」では、2018年の日本株見通しについて考察しているのでご紹介します。


まず同レポートでは、『2018年の日本株を取り巻く投資環境については、底堅い景気に大幅減税が加わる米国を中心に、世界経済は拡大が続くとみている。
一方で、国内では戦後最長の景気拡大期である「いざなみ景気(02年2月~08年2月の73ヵ月)」に次ぐ景気拡大が続いている』と伝えています。


続けて、『製品の高付加価値化による単価上昇やコストダウンなどにより収益性(売上高経常利益率)も過去最高水準にあり、売上が増加するほど利益が伸びやすい。
こうした好業績期待は引き続き日本株のサポート要因となろう』と分析しています。


さらに、『バリュエーション面では、「いざなみ景気」の中でTOPIXが高値を付けた07年2月と比べてみると、予想PERは当時の18.9倍に対し、足元では15倍弱にとどまっている。
当時よりも為替が円高水準にあるにもかかわらず、企業の利益が大幅に増加したためだ。
「いざなみ景気」時はPERが概ね16~18倍で推移していたことに鑑みると、「いざなみ」超えが視野に入る中、足元の割安水準から切り上がる(=株価上昇)可能性はあろう。
リスク要因としては欧米の金融引き締めペースの速まりや、新興国通貨安、中国の想定以上の景気減速などがあげられよう。
また、欧州政治では各国で反EUを掲げる政党が台頭すると、波乱要因になり得る。
国内では、安倍内閣の支持率が低下した場合、投資家の日本株に対する懸念が広がる可能性がある。
また、物価が順調に上昇すると日銀の金融政策を巡り、ETF買い入れ額縮小などへの思惑から株式市場の需給悪化懸念が高まる可能性があろう』とまとめています。


最後にレポートでは、『売上高と経常利益の推移』『2007年高値当時との比較』を紹介していますので、詳しくは1/4付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。


また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。


花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。
レポート発行人との見解とは異なる場合があります。
詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。


フィスコリサーチレポーター花田浩菜


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