本日のマザーズ先物は反発が予想される。
30日の米国市場は、6月消費者信頼感指数が予想以上の改善を示したことに加え、米国立感染症研究所所長が議会証言でウイルスワクチンに関して楽観的な見解を示したことが好感された。
またフロリダ州のウイルス感染者数の増加率が、先週の平均を下回ったため安心感も広がった。
FRB議長と米財務長官の議会証言後、追加支援策への期待も高まり引けにかけても堅調な推移となった。
ハイテク通信株の比率が多いナスダックも上昇した。
本日のマザーズ先物は好調な外部環境や堅調なナイトセッションの流れを受けて反発が予想される。
国内では、時価総額上位のアンジェス (T:4563)のコロナワクチンが本日の朝にNHKで報道されたことで、個人投資家の注目を集めることが予想される。
また、秋に解散の可能性を麻生財務相が述べたことで、選挙対策としての追加の経済対策の期待感が高まりそうだ。
こうした要因もマザーズ先物の下支え要因となりそうだ。
上値のメドは988.0pt、下値のメドは931.0ptとする。