ドル／円
正午現在 ９５．３７／４０ １．４４１０／１２ １３７．４３／５１
午前９時現在 ９５．１５／２１ １．４４０８／１０ １３７．１０／１９
ＮＹ17時現在 ９５．２３／２４ １．４４１５／２０ １３７．２７／３４
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［東京 ４日 ロイター］ 正午現在のドル／円は、ニューヨーク市場の午後５時時点
から小幅高の９５円前半。アジア時間の取引では、オーストラリアで発表された指標が経
済の底堅さを示したとの見方から、豪ドルに買いが先行。株高を背景にドルと円が全面的
に売られる流れも続いた。ドルは豪ドル
月ぶりの安値を更新した。
アジア時間に目立ったのは豪ドルの動き。オーストラリア統計局が発表した６月小売売
上高が前月比１．４％の減少と事前予想の０．６％増を大きく下回ったが、第２・四半期
の累計では２．０％増と事前予想の１．３％増を上回ったこと、同時に発表された第２・
四半期の住宅価格指数がプラス４．２％と予想のプラス２．０％を大きく上回ったことが
買いのきっかけとなった。
豪ドル／米ドルは一時０．８４ドル後半まで上昇。豪ドル／円
と１０カ月ぶり高値を更新した。
豪統計局によると、第２・四半期の小売売上高は２００７年第３・四半期以来の高水
準。統計局は４月月間の０．３％増も１．０％増に上方修正しており、市場では「ＧＤＰ
の押し上げにつながる可能性のあるデータ」（外銀）とする声が出ている。
対豪ドルで強まったドル売りは他通貨にも波及。株高でドルと円が広範に下落した前日
海外市場の流れが再び強まる形となり、ドルは豪ドルや英ポンド、カナダドル
ニュージーランドドル
円も軟調。午前の取引ではユーロ／円
ドルと円の売りが同時に強まったことを受け、ドル／円は９５円前半から半ばの狭いレ
ンジ内での値動きが続いた。
市場では午後に発表されるオーストラリア準備銀行（ＲＢＡ、中央銀行）の金利決定と
金融政策についての声明文が一段の値動きのきっかけとなる可能性があるとして関心を集
めている。
（ロイター日本語ニュース 基太村真司記者）
（shinji.kitamura@thomsonreuters.com；０３―６４４１―１７９１；ロイターメッ
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