ブラックフライデーがやってきました! 最大60%割引InvestingProをお見逃しなく 特別セールを請求する

次第に戻り待ちの売りも意識されてくる可能性

発行済 2017-11-21 08:35
更新済 2017-11-21 09:00
次第に戻り待ちの売りも意識されてくる可能性
 21日の日本株市場は買い先行の展開となろう。
20日の米国市場では、NYダウ、ナスダックともに上昇。
10月景気先行指数が予想を上振れたことが材料視された。
半導体セクターでのM&A報道も刺激材料になったとみられる。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比220円高の22460円だった。


 昨日の日経平均は5日線を挟んでのこう着が続いていたが、シカゴ先物にサヤ寄せする格好からこれを上放れる形となるため、ショートカバーも誘い込みそうである。
昨日は主力大型株がさえない値動きだったが、ギャップ・アップで始まるため、インデックスに絡んだ商いにより主力大型株主導の展開になりやすいだろう。


 ただし、先週末の戻り高値水準を超えられないと、次第に戻り待ちの売りも意識されてくる可能性がある。
そのため、主力大型株から、昨日活発な値動きが目立っていた中小型株に次第に資金がシフトする可能性もある。
そのため、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などの動向を睨みながら、物色対象を見極めたいところであろう。


 祝日を控えていることもあり、流れとしては次第に中小型株にシフトしやすい需給状況とみておきたいところである。
目新しい材料ではないが、量子コンピュータ関連などが賑わいをみせてきており、短期資金が集中しやすいだろう。
とはいえ、主力大型株主導の状態が続くようだと、短期筋の資金の逃げ足が速まるため、注意が必要か。

(村瀬智一)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます