2日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円57銭まで上昇後、111円37銭まで下落し、111円50銭前後で引けた。
米国の連邦公開市場委員会(FOMC)を受けた利下げ観測の後退で米債利回り上昇に伴うドル買いが継続。
その後、株安に連れたリスク回避の円買いにおされ伸び悩んだ。
ユーロ・ドルは、1.1212ドルから1.1172ドルまで下落して1.1175ドルで引けた。
欧米の金利差拡大観測を受けたユーロ売りが優勢となったのち、バイトマン独連銀総裁がドイツの経済に自信を表明したことを受けて、下げ止まった。
ユーロ・円は、125円01銭から124円56銭まで下落した。
ポンド・ドルは、1.3051ドルから1.3018ドルまで下落した。
ドル・スイスは、1.0204フランまで上昇後、1.0180フランまで反落した。
[経済指標]・米・先週分新規失業保険申請件数:23.0万件(予想:21.5万件、前回:23.0万件)・米・失業保険継続受給者数:167.1万人(予想:166.4万人、前回:165.4万人←165.5万人)・米・1-3月期非農業部門労働生産性速報値:前期比年率+3.6%(予想:+2.2%、10-12月期:+1.3%←+1.9%)・米・1-3月期単位労働コスト速報値:前期比年率-0.9%(予想:+1.5%、10-12月期:+2.5%←+2.0%)・米・3月製造業受注:前月比+1.9%(予想:+1.6%、2月:-0.3%←-0.5%)・米・3月耐久財受注改定値:前月比+2.6%(速報値:+2.7%)・米・3月耐久財受注(輸送用機除く)改定値:前月比+0.3%(速報値:+0.4%)・米・3月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)改定値:前月比0%(速報値:-0.2%)