[ロサンゼルス 30日 ロイター] - カニエ・ウェストは30日、人種差別と信仰を題材とした新曲を発表した。シングルとビデオ「Wash Us in the Blood」は、一部の批評家らから「ウェストの最高傑作」との声も上がるなど高い評価を受けた。
英ガーディアン紙は、「人種と信仰を扱った激しく力強い作品」であり、「米国の終末論的なビジョン」を提示しているなどと解説した。
一方、ウェストは前日、妻のキム・カーダシアンについて「億万長者」になったと発言。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で米国で3600万人が失職したとされる中、不適切との批判を浴びた。
化粧品会社のコティは29日、カーダシアンのコスメブランドKKWの20%株式を取得すると発表した。その後、カニエ・ウェストはツイッターに「私の美しい妻キム・カーダシアン・ウエストが正式に億万長者になったことを、とても誇りに思う」などと投稿している。
フォーブス誌によると、コティへの株式売却後のカーダシアンの保有資産の額はネットベースで推定9億ドル(約970億円)。同誌によると、カニエ・ウェストの資産額は推定13億ドルとされる。
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