(カッコ内は前営業日比)
ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>
終値 10779.17(+45.50)
前営業日終値 10733.67(+47.69)
ナスダック総合<.IXIC>
終値 2391.28(+ 2.19)
前営業日終値 2389.09(+11.08)
S&P総合500種<.SPX>
終値 1165.83(‐ 0.38)
前営業日終値 1166.21(+ 6.75)
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[ニューヨーク 18日 ロイター] 18日の米株式市場は、ダウ平均が8営業日
続伸。ボーイング
内容が強弱まちまちとなるなか、ナスダックとS&P500はほぼ変わらずで引けた。
ダウは、ニューヨーク証券取引所(NYSE)の値下がり銘柄が値上がり銘柄数を上回
ったうえ、四半期ごとの先物・オプションの期日を控えて取引が低調となったにもかかわ
らず、上昇した。
ボーイングが2.2%急伸してダウを押し上げた。バーンスタイン・リサーチが、同社
の787型機プログラムについて「大きく進展しているようだ」との見方を示したことが
好感された。ボーイングは2008年6月下旬以来の高値で引けた。
コーウェンの上場株式トレーディング部門責任者、トッド・レオーネ氏は「出来高は引
き続き低水準で、ボラティリティーはない」と指摘。「市場は(どちらの方向にも)動き
出すことができず、緩やかに上昇している」と語った。
ダウ工業株30種<.DJI>は45.50ドル(0.42%)高の1万0779.17ドル。
ナスダック総合指数<.IXIC>は2.19ポイント(0.09%)高の2391.28。
S&P総合500種<.SPX>は0.38ポイント(0.03%)安の1165.83。
ダウが8営業日続伸したのは、2009年8月27日までの8営業日以来。
経済指標は全般的には幾分市場を支援する内容となった。フィラデルフィア地区連銀が
発表した3月の製造業業況指数は18.9と、前月の17.6から上昇し、市場予想の
18.0を上回った。ただ、新規受注は減少した。
また、米労働省が発表した2月の消費者物価指数(CPI)統計は、総合指数が季節調
整済みで前月比横ばいとなり、連邦準備理事会(FRB)の金利を長期間低水準に維持す
る方針を支援する内容となった。
3月13日終了週の新規失業保険週間申請件数は45万7000件と、前週から
5000件減少した。
宅配大手フェデックス
が予想を上回る増益となった。同業ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)
石油サービス関連株は、UBSが石油採掘業者や石油サービス会社の目標株価を引き下
げたことを受けて下落した。UBSはまた、油田掘削会社のネイバーズ・インダストリー
ズ
イ」を解除した。
ネイバーズは4.8%、ヘルメリッチは5.3%それぞれ値を下げた。石油サービス株
指数<.OSX>は2.8%安。
スポーツ用品メーカー大手の米ナイキ
た。
半導体株がナスダックを圧迫した。インテル
半導体株指数<.SOXX>は0.7%安。
ヘルスケア株は、米下院が21日に医療保険改革法案を承認する見通しとなったことを
受け、先行き不透明感が幾分払しょくされるとの見方から買われた。ヘルスケア関連株指
数<.HMO>は3.1%高。
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