(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 6017.54(+27.78)
前営業日終値 5989.76(+44.05)
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クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 7442.96(+23.52)
前営業日終値 7419.44(+43.20)
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CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 4003.11(‐ 4.24)
前営業日終値 4007.35(+25.14)
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<ロンドン株式市場> 続伸。格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)
がギリシャ債務のロールオーバー(借り換え)案について、選択的デフォルト(債務不履
行)に相当する可能性があると警告したことを受け、銀行株はさえなかったものの、石油
株が相場を下支えした。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は終値としては5月中旬以降初めて6000を上回
った。
この日は米国市場が独立記念日で休場のため薄商いだった。
原油先物
BGグループ
された。
ロイヤル・ダッチ・シェル
一方、ケアン・エナジー
引き下げたことを嫌気した。
欧州の不動産投資信託ブリティッシュ・ランド
値の増加が見込めることから、ドイツ銀行が同社株の買いを推奨したことが好感された。
発電機レンタルのアグレコ
業績見通しを引き上げたことから買われた。
フランスが明らかにしたギリシャ債務のロールオーバーに関する2提案について、S&
Pが選択的デフォルトに相当する可能性があるとの見解を示したことを受け、先週上昇し
た銀行株<.FTNMX8350>が値を下げた。
ロイズ
ウエストハウス証券のトレーディング部長、マーティン・ドブソン氏は「ギリシャ問題
については、一時的な落ち着きや融資実施への期待感から前週株価が上昇したが、上昇が
続くかどうかについて、市場は懐疑的だ」と述べた。
<欧州株式市場> 続伸し、FTSEユーロファースト300種指数は6営業日連続の
上昇となった。ギリシャの債務危機に対する懸念が後退したことから買いが入った。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は2.22ポイント(0.20%)高
の1121.58。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は5.48ポイント(0.19%)安の
2870.19。
トムソンロイター・ユーロ圏周辺国指数<.TRXFLDPIPU>は0.8%低下した。
自動車株の値上がりが目立つ。独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)
は2.1%高。独トラックメーカーのマン
と発表したことが好感された。
BMW
上昇した。
前週大幅に上昇した銀行株は値を下げた。STOXX欧州600銀行株指数<.SX7P>は
0.6%低下。英銀大手のロイズ
(RBS)
クレディスイスのシニアアドバイザー、ボブ・パーカー氏は「株式市場はさらに値上が
りするだろう。ギリシャの債務再編は当面は行われないようだ」と述べた。
フランスが発表したギリシャ債務のロールオーバー(借り換え)に関する提案は選択的
デフォルト(債務不履行)に相当するとのスタンダード&プアーズ(S&P)の見解につ
いて、「S&Pの声明を人々は重く受けとめていないように思う。企業業績について言え
ば、少々悲観的すぎるのではないか」と話した。
ただ、同氏は米連邦債務上限引き上げ問題などにより、株価はレンジ内での動きが続く
可能性があるとの見解を示した。
[東京 5日 ロイター]