1254GMT 4日
ユーロ/ドル
ドル/円
ユーロ/円
5日終値 前営業日終値
株 FT100 4647.13(‐24.24) 4671.37
クセトラDAX 5353.01(‐64.01) 5417.02
金 現物午後値決め 960.50 960.50
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.125 (‐0.030) 0.442(0.432)
独連邦債2年物 1.454(1.434)
独連邦債10年物(9月限) 121.56 (‐0.03) 3.352(3.355)
独連邦債30年物 4.008(4.043)
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<為替> ドルが円に対して小幅下落する一方、対ユーロではわずかに上昇している。
7月のADP全米雇用報告で民間部門雇用者数が37万1000人減と、予想以上に減少
したことが背景。
<株式> ロンドン株式市場は続落。石油・鉱山株が下落し相場を押し下げた。米経済
指標が予想よりも弱い内容となったことを受けて米株式市場が軟調な展開となった。
米供給管理協会(ISM)が発表した7月の非製造業部門総合指数(NMI)は前月の
47.0から46.4に低下し、エコノミストの予想中央値48.0を下回った。
また、企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)
子会社などが集計した7月のADP全米雇用報告によると、民間部門雇用者数は
37万1000人減少した。
エネルギー株が軟調。原油需要が後退する中、米原油先物
を下回った。
BP
た。それぞれ配当落ちとなったBGグループ
ル
鉱山株にも売りが出た。米国のデータを背景に金属価格が圧迫された。
産金ランドゴールド・リソーシズ
フレスニロ
を「バイ」から「ニュートラル」に引き下げた。
銀行株はロイズ・バンキング・グループ
算で40億ポンドの損失を計上したものの、最悪期は脱したとの見方を示した。
バークレイズ
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)
げた。
欧州株式市場は続落。取引時間中の大半をプラス圏で推移していたが、7月の米I
SM非製造業指数が予想外に悪化したことに圧迫された。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は5.20ポイント(0.55%)安
の934.47。この日のレンジは931.11─946.70だった。予想を上回る企
業業績が相次いだことを背景に7月10日から約15%上昇している。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は27.83ポイント(1.04%)安
の2643.13。
エネルギー株は原油価格の下落にも圧迫された。BP
ル
IGインデックスのストラテジスト、アンソニー・グレチ氏は「持続的な回復には慎重
な向きであれ、慎重ながら楽観派であれ、最近の強い伸びで現在の水準に達した後は、さ
らに値を伸ばす前に一服商状となって当然という見方だ」と指摘した。
鉱山株も安い。BHPビリトン
米供給管理協会(ISM)が発表した7月の非製造業部門総合指数(NMI)は前月の
47.0から46.4に低下。エコノミスト予想中央値は48.0だった。50が景気を
見極めるうえでの分岐点となる。
7月の米ADP民間雇用者数が予想以上に減少したことも圧迫材料となった。
バークレイズ・ストックブローカーズの株式ストラテジスト、ヘンク・ポッツ氏は「非
常に短期的には、大幅上昇の後に横ばいの時期を経たとしてもおかしくない。ただ、長期
的には、株式市場は現在の水準からさらに上昇するとみている。第2・四半期の企業業績
が非常に好調だったので、アナリストは予想を引き上げている」と述べた。
仏金融大手ソシエテ・ジェネラル
2%減の3億0900万ユーロとなったが、ロイターがまとめたアナリスト予想平均97
00万ユーロは大幅に上回った。
保険大手アクサ
と39%減少したが、アナリスト予想平均は上回ったことを好感した。
英銀大手ロイズ・バンキング・グループ
アウトした可能性が高く、下期には著しく減少するとの予想を示した。
その他の金融株では、スタンダード・チャータード(スタンチャート)
クレイズ
S
<ユーロ圏債券> 長めの債券が上昇。7月の米ISM 非製造業部門総合指数
(NMI)で予想以上の収縮が示されたことを背景に、株式などリスク資産への投資が後
退した。
6日の欧州中央銀行(ECB)と英中銀金融政策委員会の発表を控えて神経質な地合い
となる中、7月の英サービス部門購買担当者景気指数(PMI)が予想を上回って上昇し
たことを背景に独連邦債は大半の時間圧迫され上昇は限られた。
米供給管理協会(ISM)が発表した7月のNMIは市場予想の48.0を下回る
46.4に低下し、最悪期は脱したとするこれまでの楽観的な見方の高まりに水を差す格
好となった。
ISM指数の発表を受けて欧米株式市場が下落する中、独連邦債は相場の勢いが増した。
ウニクレディト(ミュンヘン)の金利ストラテジスト、コーネリアス・ パープス氏は
「ISM指標の発表後に一定の落胆があった。一部では分岐点となる50に接近するとの
期待があった」と述べた。
1515GMT時点で、独連邦債先物9月限
金利動向に左右されやすい独連邦債2年物
(bp)上昇し1.449%。同10年物
3.341%となった。
これを受けて2・10年物利回り格差は前日終盤の194bpから191bpに縮小し
た。利回りの高い長期債に投資家の需要が向かう中、一時6月17日以来の水準となる
187bpまで縮小した。
[東京 6日 ロイター]