先週の新興市場では、米株高など良好な外部環境を追い風に日経平均が節目の23000円台を一時回復するなか、マザーズ指数や日経ジャスダック平均も上昇したその後、日経平均は短期的な達成感から一進一退の展開となったが、個人投資家のマインドや需給が改善したことで、出遅れ感のある新興市場銘柄への資金流入が続いたなお、週間の騰落率は、日経平均が+1.2%であったのに対して、マザーズ指数は+5.5%、日経ジャスダック平均は+2.1%だったマザーズ指数は週初に25日線を上抜けしている
個別では、メルカリ (T:3917)が週間で4.5%高、MTG (T:6040)が同3.9%高、ミクシィ (T:6049)が同3.7%高とマザーズ時価総額上位は全般堅調だったバイオ株はそーせいグループ (T:7035)が同10.6%高となるなど強い値動きが続き、業績修正を発表したサンバイオ (T:9275)は同19.8%高と大きく上昇した売買代金上位ではALBERT (T:7039)、エクストリームなどが引き続き活況で、戻り歩調を強めた中村超硬
や和心が週間のマザーズ上昇率上位に顔を出した一方、前週に急伸したモブキャストHDは利益確定売りに押され、アドバンスト・メディアなどとともにマザーズ下落率上位となったジャスダック主力では日本マクドナルドHDが同0.4%安と小幅に下げたが、強気のレーティング継続が観測されたハーモニック・ドライブ・システムズは同12.1%高と大きく上昇したセリアも同1.1%高と堅調だった売買代金上位ではテリロジー、メイコーなどが続伸し、KDDIとの資本・業務提携を発表したアイサンテクノロジーが週間のジャスダック上昇率トップとなった反面、5G(次世代移動通信システム)関連として人気化していたブロードバンドタワーは上げ一服となり、日本テレホンがジャスダック下落率トップだった
今週の新興市場では、マザーズ指数が7月26日に付けた戻り高値(1067.42pt)及び同水準に位置する75日線に迫り、戻り待ちの売りも出やすいだろう相場全体としても米・カナダの北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉や米中貿易摩擦の行方、米8月雇用統計の内容などを見極めたいとの思惑が強まりやすいしかし、中小型株は資金回転が利き始めており、個人投資家の物色意欲の強さも窺える
エクストリームの活況が続き、9月下旬に開催される「東京ゲームショウ2018」を前に他のゲーム関連株にも物色の矛先が向かう可能性があるだろうまた、来年度予算の概算要求の内容が伝わり、自民党総裁選も控えるとあって政策期待が高まりやすいALBERTやデータセクションといったAI(人工知能)関連株に引き続き注目したいなお、今週は9月5日にアスカネット、7日にアイリッジ、日本スキー場開発、イトクロなどが決算発表を予定している
IPO関連では、9月6日にand factoryがマザーズへ、ナルミヤ・インターナショナルが東証2部へ新規上場するand factoryは公開規模がやや大きいものの、アプリ開発ベンチャーとして期待が高まっているようだナルミヤもベビー・子供服メーカーとして知られるなお、先週はブリッジインターナショナル(10月3日、マザーズ)の新規上場が発表されている
個別では、メルカリ (T:3917)が週間で4.5%高、MTG (T:6040)が同3.9%高、ミクシィ (T:6049)が同3.7%高とマザーズ時価総額上位は全般堅調だったバイオ株はそーせいグループ (T:7035)が同10.6%高となるなど強い値動きが続き、業績修正を発表したサンバイオ (T:9275)は同19.8%高と大きく上昇した売買代金上位ではALBERT (T:7039)、エクストリームなどが引き続き活況で、戻り歩調を強めた中村超硬
や和心が週間のマザーズ上昇率上位に顔を出した一方、前週に急伸したモブキャストHDは利益確定売りに押され、アドバンスト・メディアなどとともにマザーズ下落率上位となったジャスダック主力では日本マクドナルドHDが同0.4%安と小幅に下げたが、強気のレーティング継続が観測されたハーモニック・ドライブ・システムズは同12.1%高と大きく上昇したセリアも同1.1%高と堅調だった売買代金上位ではテリロジー、メイコーなどが続伸し、KDDIとの資本・業務提携を発表したアイサンテクノロジーが週間のジャスダック上昇率トップとなった反面、5G(次世代移動通信システム)関連として人気化していたブロードバンドタワーは上げ一服となり、日本テレホンがジャスダック下落率トップだった
今週の新興市場では、マザーズ指数が7月26日に付けた戻り高値(1067.42pt)及び同水準に位置する75日線に迫り、戻り待ちの売りも出やすいだろう相場全体としても米・カナダの北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉や米中貿易摩擦の行方、米8月雇用統計の内容などを見極めたいとの思惑が強まりやすいしかし、中小型株は資金回転が利き始めており、個人投資家の物色意欲の強さも窺える
エクストリームの活況が続き、9月下旬に開催される「東京ゲームショウ2018」を前に他のゲーム関連株にも物色の矛先が向かう可能性があるだろうまた、来年度予算の概算要求の内容が伝わり、自民党総裁選も控えるとあって政策期待が高まりやすいALBERTやデータセクションといったAI(人工知能)関連株に引き続き注目したいなお、今週は9月5日にアスカネット、7日にアイリッジ、日本スキー場開発、イトクロなどが決算発表を予定している
IPO関連では、9月6日にand factoryがマザーズへ、ナルミヤ・インターナショナルが東証2部へ新規上場するand factoryは公開規模がやや大きいものの、アプリ開発ベンチャーとして期待が高まっているようだナルミヤもベビー・子供服メーカーとして知られるなお、先週はブリッジインターナショナル(10月3日、マザーズ)の新規上場が発表されている