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【実況!決算説明会】マイネット<3928>---2Q決算(2018年4-6月期)(2/8)

発行済 2018-09-03 15:36
更新済 2018-09-03 15:40
【実況!決算説明会】マイネット<3928>---2Q決算(2018年4-6月期)(2/8)
3928
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このコンテンツは、マイネット (T:3928)の2018年12月期第2四半期(2018年4-6月期)の決算説明会の音声を文字に起こしたものです。
なお、実際の説明会で使用された資料は、同社のウェブサイトをご覧下さい。
8本に分けたコンテンツの2本目です。



続いて「組織」です。

先ほど申し上げましたとおり、自力で復活することができるような組織をつくれているということがとても自信を深めたところでございます。

その中でもただやはり穴があった事実に対しては、しっかり目を向けてですね、セキュリティにまつわるところの抜本的な対策を、コストと時間をかけ、そして何よりも体制を敷いて、ここから先、同じ不安を起こさせない状態をつくっていくということに取り組んでおります。

そこに向かってコーポレート本部という当社の基盤となる部隊の本部長に澤野というものが、立たせていただきました。
後程ご紹介をさせていただきます。

澤野は長らくマネジメントコンサルティングファームの会社で経験を積み、外資のSIer企業で経営企画などの経験を長く積んできた人間であり、ITセキュリティにまつわるところについてもコーポレートガバナンスについても大変知見の深い人間が、当社に参画をしてくれた後に、今回のセキュリティインシデントに対する陣頭指揮も取った上でコーポレート本部のヘッドに立ってくれました。

組織の面でのセキュリティに対するところ及びコーポレートとしての盤石の体制を敷くことができたというのもこの四半期に起きた一つ大きな出来事でございます。


続きまして事業の側面、まず一つ目が「仕入」です。
当社はゲームタイトルをメーカー様から仕入れさせていただいて、そのゲームタイトルを長くわくわく10年空間に仕立て上げていく。
そこからしっかり、利益を積み上げていくという事業構造をとっております。
この仕入が、しっかり順調であることというのが将来の成長というものを、およそフォーキャストする値になっております。

この仕入についても、4月2日に合流してくれた(株)グラニの2タイトルと新メンバー、ゲーム事業の買収など、4つのタイトルの仕入をこの四半期の間で進めることができました。

先ほど申し上げましたようなインシデント、大きな事故が起きている中ではあるのですが、その事故に対する対策復帰活動を片側3分の1で行いながら、残り3分の2がチームでしっかりとこれまで同様、月1本ペース、月1本以上のペースで仕入を行って、成長の準備というものもしっかりと整えられているというところが、今回この四半期で示すことができた強さの一つであるというように思っております。


あと、「サービス運営」にまつわるところ。
すでにここで何度かご紹介している通りインシデントの影響を受けたタイトルが、まず想定以上に回復しています。
加えて、それよりもある意味で嬉しいものとして、他のタイトルが全く崩れていない。
むしろ、そこがしっかり盤石にフォーメーションを組んで安定的な成果を出すことによって、今回の過去最高売上高というものを実現していると申せます。


三つ目。
ここは、実はものすごく重要なところで、ある意味、他の多くのゲーム会社と当社の違いです。
当社は普通のゲーム会社ではありません。
当社はゲームサービス業と自社のことを銘打ちその事業構造を作っております。
運営にフォーカスすること、そしてメーカーさんからの仕入によって成長すること、そしてなにより現在40近い多数のタイトルを同時に運営することによって、そのタイトルからのリアルタイムのデータをどんどんと蓄積していきます。
そのデータに基づいて、当社の中にゲーム運営のための大きなアセット・ナレッジを蓄積して具現化していっています。
この部分が当社が多数タイトルを同時に運営することによって得られる共有財産です。
この共有財産をしっかりと積み上げ磨き上げて、各タイトルに投入していくということによって、収益性を高めていくのです。
この業態を当社はゲームサービス業というように呼んでおりますが、このゲームサービス業としての業態づくりがさらに進展した期間になっております。

各アセットを当社ではパレード商品と呼んでおります。
社内で流通する共有財産分です。
各アセットの利益貢献度を可視化しています。
これができることによって、各タイトルがその共有財産を使ったらどれだけ成果を上げられたかというのがPDCAで回すことができます。
すなわち、どんどん磨いていくことができるターンに入っていったということなんですね。

データ・ナレッジの社内商品流通を着実に進行することによって、他社だったら赤字になるものがマイネットだったら黒字になる構造を実現しております。



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