(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 5965.08(‐ 4.13)
前営業日終値 5969.21(+51.50)
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クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 7155.58(+28.23)
前営業日終値 7127.35(+68.34)
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CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 4059.57(+10.50)
前営業日終値 4049.07(+29.45)
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<ロンドン株式市場> 小反落。証券会社の示した明るいコメントを手がかりに保険株
に買いが入ったものの、携帯電話大手のボーダフォン
FT100種総合株価指数<.FTSE>は4.13ポイント(0.07%)安の
5965.08。
米通信大手AT&T
を圧迫した。
半面、保険株のオールド・ミューチュアル
ジェネラル
HSBCはノートで、保険大手によるキャッシュフロー拡大への取り組みが、高配当を
求める投資家から評価を得たと指摘した。
<欧州株式市場> 銀行株主導で小幅上昇。貯蓄銀行改革への取り組みを強めるスペイン
では、決算を来週に控えたサンタンデール銀行
堅調な米企業決算を受けて、欧州企業の決算に対しても期待感が高まっている。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は1.87ポイント(0.16%)高
の1154.58。一時は1150.12まで売られたが、その後切り返した。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は21.97ポイント(0.74%)高
の2989.75。
序盤の取引では、格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が日本の外貨
建て・自国通貨建ての長期ソブリン格付けをAAからAA─に引き下げたことを受けて、
地合いが悪化していた。
これに対し、BNPパリバの調査部門責任者、フィリップ・ジゼルズ氏は「ユーロ圏で
再び緊張が高まる可能性がある。日本は、多くの国がかなりの負債を抱えているという点
をわれわれにあらためて認識させた。相場の上昇局面は終わりに近づいており、そう遠く
ないうちに調整に入る可能性がある」と述べた。
銀行株では、サンタンデール、BBVA
ソシエテ・ジェネラル
また欧州の保険株が高い。同セクターに対するHSBCの強気のコメントなどが追い風
となり、スイスライフ
アヴィヴァ
半面、小売株は売られ、スウェーデンのH&M(ヘネス・アンド・モーリッツ)
予想以上に低下したことが重しとなった。
[東京 28日 ロイター]