こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
アメリカ大統領選挙はトランプ候補の勝利に終わりましたね。
この結果を受けて、SMBC日興証券は11/10付けの「主要通貨デイリー」で、当面のドル円相場見通しについてのレポートを発表しています。
同レポートでは、まず現在の状況について『トランプ氏の勝利演説が穏健な内容だったことで過度な不透明感が和らいだことに加え、減税やインフラ投資などの政策期待を受けた米国株や米金利の上昇がドルの回復に寄与した模様』で、トランプ氏勝利自体は『やや想定外の展開ながらもひとまず無難に乗り越えた格好』と分析。
今後については『短期的には不安定な値動きも想定される』としながらも、『経済政策に関しては景気刺激的な策が見込まれる』こと、さらに共和党の『主流派とトランプ氏の政策の溝が根深いことも考慮すれば、トランプ氏の過激な政策は現実的な方向へと軌道修正を余儀なく』されると考えられることなどから、『先行きに対する市場の警戒感も徐々に沈静化に向かう』と予想しています。
また、12月の利上げ見送り観測が出てきていることに関しては、『仮に利上げが見送られる場合は、市場に配慮して時期が後ずれするに過ぎない』との見方から、『ドル円は、良好な米国景気を背景とした漸進的な利上げなどを追い風に、緩やかなドル高円安基調を辿る』と分析しています。
詳しくは11/10付けの「主要通貨デイリー」をご覧になってみてください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
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フィスコリサーチレポーター花田浩菜