本日のマザーズ先物は、今夜発表される米雇用統計などを控えた週末とあって、全般は様子見ムードが広がりそうだ。 前日のマザーズ市場は、このところの急ピッチの戻りに対する反動が出たほか、マザーズ先物も節目の900ptを回復したあとだけに利食い売りが先行した。
日経平均が午後に入り、下げ幅を広げたことも手仕舞い売りのきっかけにつながったようだ。
本日は、1日の米国株高支援材料になるとみられるが、注目された米アップルの決算を受けて、時間外取引では急落しているため、ハイテク関連銘柄にはネガティブに働く可能性がある。
また、今夜発表される10月の米雇用統計や翌週6日米中間選挙など重要イベントを控えた週末とあって、次第に買い見送りムードが強まる可能性がある。
一方で、開発中の再生細胞薬「SB623」の外傷性脳損傷を対象にした日米グローバル第2相試験において、主要評価項目が達成したとの解析結果を得たサンバイオ (T:4592)は買い気配から始まりそうで、個別材料株には個人投資家の資金流入が見込まれるなど、マザーズ先物を下支えする可能性もありそうだ。
上値のメドは890.0pt、下値のメドは860.0ptとする。