(前営業日比)
日経平均<.N225> 9327.25 -38.78
同12月限<0#2JNI:> 9320 -50
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[東京 29日 ロイター] 寄り付きの東京株式市場で日経平均は続落した。国内企
業の中間決算発表がピークを迎え、業績を手掛かりとした取引が中心。来週の米連邦公開
市場委員会(FOMC)開催を控え積極的には動きにくく、引き続き狭いレンジ内で方向
感の乏しい値動きが続く。外為市場で前日海外取引時間帯に81円を割り込む円高が進ん
だことや、25日移動平均線(9478円60銭=28日現在)の下降トレンドが明確に
なりつつあり、戻り売り圧力が意識されている。
個別銘柄では、ゲーム機の販売不振や想定を上回る円高で連結当期損失の任天堂
<7974.OS>、通期の連結営業利益予想を下方修正したシャープ<6753.T>はともに売り先行。
(ロイター日本語ニュース 吉池 威記者)