*この記事は29日に配信しました。
(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 4908.90(+39.55)
前営業日終値 4869.35(‐21.23)
--------------------------------------------------------------------------------
クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 5517.35(+47.02)
前営業日終値 5470.33(‐51.64)
--------------------------------------------------------------------------------
CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 3693.14(+44.61)
前営業日終値 3648.53(‐19.81)
--------------------------------------------------------------------------------
<ロンドン株式市場> 3日ぶりに反発。商品(コモディティ)・銀行株が値を戻し相
場を支援した。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は一時4944.16と日中の高値をつけ、前年
10月6日以来の水準に上昇した。月間では6.5%上昇。
31日はバンクホリデーのため休場となる。
リスク回避が後退するなか銀行株が買われ相場を押し上げた。バークレイズ
HSBC
コットランド(RBS)
6.3%上昇した。
BGCパートナーズのストラテジスト、ハワード・ウィールドン氏は「(景気が)底打
ちしたことに疑いはなく、(相場の上昇は)理にかなっている」と指摘。ただ「8月は明
るいニュースに支援されたが、問題はここからどこに向かうかだ。9月を通して一定の緊
張が、そして第4・四半期にはかなりの警戒感が見られるだろう」と述べた。
鉱山株も上昇。金属価格が堅調に推移し、銅価格
た。リオ・ティント
メリカン
た。
エネルギー株も買われた。米原油先物
P
ジー
英国立統計局がこの日発表した第2・四半期の実質国内総生産(GDP)伸び率改定値
は、季節調整済みで前期比マイナス0.7%と速報値のマイナス0.8%から小幅上方修
正された。
<欧州株式市場> 反発。世界景気回復に対する楽観的な見方を背景に、一時10カ月
ぶり高値をつけた。世界最大手の携帯電話ノキア
た。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は9.67ポイント(1.00%)高
の978.34。週足では1.2%高。同ベースで、指数は過去7週間中6週上昇した。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は26.03ポイント(0.94%)高
の2803.65。
ノキアは3.1%高。過去3日で9.9%上昇した。トレーダーは、ノキアが米アップ
ル
表したことが支援している、と指摘した。
STマイクロエレクトロニクス
リルリンチは、同社の目標株価を17%引き上げ、投資判断を「バイ」で確認した。
米デルの第2・四半期決算は利益・売上高がともに市場予想を上回った。インテルは、
第3・四半期の売上高見通しを引き上げた。
指標では、7月の米個人消費支出が政府の自動車買い替え支援策に押し上げられ、前月
比0.2%増加、市場予想と一致した。
相場は一時10カ月ぶり高値となる986.59に上昇したものの、8月の米ミシガン
大消費者信頼感指数の確報値が4カ月ぶりの低水準に落ち込んだことを受け、上げを削っ
た。
個別銘柄では仏化粧品ロレアル
とが支援した。
[東京 29日 ロイター]