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竹本容器---今期は営業減益を見込むが、第1四半期の営業利益は大幅増益で着地

発行済 2016-06-23 08:15
更新済 2016-06-23 08:33
竹本容器---今期は営業減益を見込むが、第1四半期の営業利益は大幅増益で着地
竹本容器 {{|0:}}は開発提案型のボトルパッケージメーカー。
自社でプラスチック容器の企画・開発を行い、容器を製造するための金型も自ら保有している。
顧客の要望に応じ、1万個以内の比較的少量から高品質な容器を短納期で提供できることが強み。
また、顧客は金型の作成による初期投資リスクや在庫リスクを負わなくてもいい。
販売先別に見た売上構成(2015年12月期実績)は化粧・美容向けが58.2%、日用・雑貨向けが4.6%、食品・健康食品向けが8.3%、化学・医薬向けが4.7%、卸・その他が24.2%である。
2016年12月期は売上高が前期比4.6%増の127.88億円、営業利益が同3.9%減の12.02億円を計画。
売上高の順調な拡大を見込むが、減価償却費の増加や生産拡大に向けた先行投資などが利益を圧迫する見通しだ。
ただ、5月13日に発表した第1四半期決算は売上高が前年同期比10.8%増の32.05億円、営業利益が同29.3%増の3.68億円と好調。
通期計画に対する営業利益の進捗率は30.6%となり、業積の上ブレに期待が持てる好内容であった。
なお、2016年12月期の年間配当金については、配当性向20%を目標に、1株当たり28.0円(前期も28.0円)を予定している。
同社は3カ年の中期計画で2018年12月期に売上高150.00億円、営業利益15.61億円を目指している。
達成に向けては、スタンダードボトルの金型開発を加速するとともに、カスタマイズボトル・ファクトリーの拡大などを進める方針だ。
また、海外では昨年9月にオランダ、今年4月にタイに子会社を相次ぎ設立。
米国子会社の営業力増強も進め、海外市場でも売上の拡大を狙う。

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