8日の香港市場は値上がり。
主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比120.37ポイント(0.59%)高の20453.71ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が91.92ポイント(1.05%)高の8845.89ポイントとそろって5日ぶりに反発した。
売買代金は855億7000万香港ドル(7日の売買代金は1072億香港ドル)。
人民元安の不安がやや後退する。
中国人民銀行(中央銀行)が朝方、人民元の対ドル基準値を9日ぶりに元高方向へ設定したことが買い安心感を誘った。
ハンセン指数は7日までの4日続落で、約2年半ぶりの安値水準に落ち込んでいただけに、値ごろ感も着目されている(H株指数は約4年3カ月ぶりの低水準)。
この日の本土株高も追い風だ。
ただ、指数は引けにかけてやや上げ幅を削る。
今夜は米国で昨年12月の雇用統計、9日は中国で同月の物価統計が発表されるため、結果を見極めたいとするムードが広がった。
ハンセン指数の構成銘柄では、エネルギー関連株の上げが目立つ。
中国石油化工(サイノペック:386/HK)が5.6%高、中国神華能源(1088/HK)が3.0%高、中国石油天然気(ペトロチャイナ:857/HK)が2.6%高で引けた。
中国の李克強首相はこのほど、鉄鋼・石炭の両業界が直面する過剰生産問題について言及し、向こう3年内の解消を目指す方針を明らかにしている。
鉄鋼株や非鉄株も急伸。
鞍鋼(アンガン・スチール:347/HK)が8.7%高、馬鞍山鋼鉄(323/HK)が7.6%高、中国アルミ(チャルコ:2600/HK)と江西銅業(358/HK)がそろって3.5%高と買い進まれた。
直近でさえない値動きだったゼネコン株も急反発。
中国鉄建(1186/HK)が4.3%高、中国中鉄(390/HK)が3.9%高、中国交通建設(1800/HK)が3.0%高と値を上げている。
中鉄と交通建設は7日、昨年来の安値を切り下げていた。
【亜州IR】
主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比120.37ポイント(0.59%)高の20453.71ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が91.92ポイント(1.05%)高の8845.89ポイントとそろって5日ぶりに反発した。
売買代金は855億7000万香港ドル(7日の売買代金は1072億香港ドル)。
人民元安の不安がやや後退する。
中国人民銀行(中央銀行)が朝方、人民元の対ドル基準値を9日ぶりに元高方向へ設定したことが買い安心感を誘った。
ハンセン指数は7日までの4日続落で、約2年半ぶりの安値水準に落ち込んでいただけに、値ごろ感も着目されている(H株指数は約4年3カ月ぶりの低水準)。
この日の本土株高も追い風だ。
ただ、指数は引けにかけてやや上げ幅を削る。
今夜は米国で昨年12月の雇用統計、9日は中国で同月の物価統計が発表されるため、結果を見極めたいとするムードが広がった。
ハンセン指数の構成銘柄では、エネルギー関連株の上げが目立つ。
中国石油化工(サイノペック:386/HK)が5.6%高、中国神華能源(1088/HK)が3.0%高、中国石油天然気(ペトロチャイナ:857/HK)が2.6%高で引けた。
中国の李克強首相はこのほど、鉄鋼・石炭の両業界が直面する過剰生産問題について言及し、向こう3年内の解消を目指す方針を明らかにしている。
鉄鋼株や非鉄株も急伸。
鞍鋼(アンガン・スチール:347/HK)が8.7%高、馬鞍山鋼鉄(323/HK)が7.6%高、中国アルミ(チャルコ:2600/HK)と江西銅業(358/HK)がそろって3.5%高と買い進まれた。
直近でさえない値動きだったゼネコン株も急反発。
中国鉄建(1186/HK)が4.3%高、中国中鉄(390/HK)が3.9%高、中国交通建設(1800/HK)が3.0%高と値を上げている。
中鉄と交通建設は7日、昨年来の安値を切り下げていた。
【亜州IR】