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東京外為市場・15時=ドル122円半ばで小動き、週末前に短期筋主導の取引

発行済 2015-11-13 15:39
更新済 2015-11-13 15:40
© Reuters.  東京外為市場・15時=ドル122円半ばで小動き、週末前に短期筋主導の取引

[東京 13日 ロイター] -        ドル/円 JPY=   ユーロ/ドル EUR=   ユーロ/円 EURJPY=  午後3時現在 122.65/67 1.0784/88 132.28/32  午前9時現在 122.58/60 1.0806/10 132.47/51  NY午後5時 122.61/62 1.0814/15 132.55/59

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ変わらずの122 円半ば。実需筋のフローはそれほど出ておらず、国内勢は短期筋を中心とした取引になっ ているという。株価以外に目立った材料はなく、午後は小動きとなった。

午後のドル/円は122.50─60円台でもみあった。「国内の短期筋が週末を前 に積み上げてきたドルロングポジションを縮めていた」(国内金融機関)との観測がある 一方、海外の中長期プレーヤーの買いが下値を支えていたという。

きょうは米国で発表される小売売上高で相場が動意づくかが注目されている。前日に 続いて米株安が継続し、米小売売上高も弱い結果となれば、ドル/円は122円割れもあ り得るとの見方が出ている。そうなれば、米雇用統計後の上昇分を全て削ることになる。

逆に米小売売上高が強かった場合、発射台が122円半ば付近なら123円台に乗せ る流れになりそうだという。前日は123.10円の手前で失速しており「きょうも上値 めどとして意識されそうだ」(同)との声が出ていた。

一方、小売売上高にそれほど大きく反応しないのではないかとの指摘もある。現在は 米雇用統計発表の前の水準と、発表後につけた高値の半値付近で推移しており、「あえて 勝負してやろうという水準ではないので、活発に動かないのではないか」(別の国内金融 機関)との見方があった。

<ドル122円半ばでは底堅い>

午前のドル/円は、仲値を挟んで弱含む展開。日経平均株価が200円超安で寄り付 いた後、一時300円超安へと下げ幅を広げると、ドル/円は一時122.50円まで下 落した。その後、株価が急速に下げ幅を縮め、ドル/円も値を戻した。

株価の下げに比べ、ドル/円は底堅さが意識される一方で「下落したところでも想定 していたほどには押し目買いが入らない」(国内金融機関)との声も聞かれた。

(為替マーケットチーム)

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