3日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・物色は個人主体による材料株にシフト ・ドル・円は123円07銭付近、短期筋が押し目買い ・鉄道関連やマイナンバー関連へのテーマ物色の流れも期待 ■物色は個人主体による材料株にシフト 日経平均は反落。
91.25円安の20431.25円(出来高概算11億3000万株)で前場の取引を終えた。
米国市場が独立記念日の連休に入ったことで海外勢のフローが限られるほか、ギリシャの国民投票を控えるなか、利食い優勢の展開となった。
また、指数インパクトの大きいファーストリテ (TOKYO:9983)は、「ユニクロ」の6月既存店売上高が3ヶ月ぶりに前年実績を下回ったことが嫌気されており、日経平均の重石になっている。
また、上海が引き続き不安定な動きをみせていることも手控え要因になっており、寄り付き直後に付けた20503.64円を高値に、その後は下げ幅を広げ、前引けが安値となった。
東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている。
規模別指数では大型株指数のみが小幅に上昇している。
物色は個人主体による材料株などにシフトしやすく、さが美 (TOKYO:8201)など和装関連の一角が動意をみせている。
その他、ITBOOK {{|0:}}など材料の出ている銘柄に資金が集中する展開となっている。
ただし、ミクシィ {{|0:}}などマザーズの主力処は利食い優勢であり、全体としては個人についても様子見ムードが強いようである。
後場はファーストリテ (TOKYO:9983)の動向を見極める格好になりそうだ。
前日の上昇部分を帳消しにしており、大引けにかけてのショートカバー辺りが意識されてくる可能性がある。
ファーストリテが下げ幅を縮めてくるようだと、日経平均の底堅さにつながろう。
(株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は123円07銭付近、短期筋が押し目買い ドル・円123円07銭付近で推移。
前日海外市場で弱い雇用統計を背景に売られたが、東京市場では仲値にかけて122円85銭付近から輸入企業や短期筋の押し目買いが観測される。
前日の取引で大幅続伸を示した日本株が3日は軟調に推移している。
市場関係者は、「日本株が弱いわりに、ドル・円は下げ渋っている」と話す。
目先は、下げが目立つ中国株にらみと指摘する。
注目されていた米雇用統計を終え、市場は5日に実施されるギリシャの国民投票に関心を向けていることから、きょうの取引は全般的に動きにくい展開という。
ユーロ・ドルは、1.1084ドルから1.1098ドルのレンジ内で、ユーロ・円は136円26銭から136円45銭のレンジ内で推移している。
12時38分時点のドル・円は123円07銭、ユーロ・円は136円56銭、ポンド・円は192円16銭、豪ドル・円は93円33銭で推移している。
(為替・債券アナリスト 小瀬正毅) ■後場のチェック銘柄 ・Fリテ (TOKYO:9983)1銘柄で日経平均を約91円押し下げ ・出遅れ感の強い建設株などには注目 ・鉄道関連やマイナンバー関連へのテーマ物色の流れも期待 ☆後場の注目スケジュール☆ ・特になし <海外> ・特になし <SY>
・物色は個人主体による材料株にシフト ・ドル・円は123円07銭付近、短期筋が押し目買い ・鉄道関連やマイナンバー関連へのテーマ物色の流れも期待 ■物色は個人主体による材料株にシフト 日経平均は反落。
91.25円安の20431.25円(出来高概算11億3000万株)で前場の取引を終えた。
米国市場が独立記念日の連休に入ったことで海外勢のフローが限られるほか、ギリシャの国民投票を控えるなか、利食い優勢の展開となった。
また、指数インパクトの大きいファーストリテ (TOKYO:9983)は、「ユニクロ」の6月既存店売上高が3ヶ月ぶりに前年実績を下回ったことが嫌気されており、日経平均の重石になっている。
また、上海が引き続き不安定な動きをみせていることも手控え要因になっており、寄り付き直後に付けた20503.64円を高値に、その後は下げ幅を広げ、前引けが安値となった。
東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている。
規模別指数では大型株指数のみが小幅に上昇している。
物色は個人主体による材料株などにシフトしやすく、さが美 (TOKYO:8201)など和装関連の一角が動意をみせている。
その他、ITBOOK {{|0:}}など材料の出ている銘柄に資金が集中する展開となっている。
ただし、ミクシィ {{|0:}}などマザーズの主力処は利食い優勢であり、全体としては個人についても様子見ムードが強いようである。
後場はファーストリテ (TOKYO:9983)の動向を見極める格好になりそうだ。
前日の上昇部分を帳消しにしており、大引けにかけてのショートカバー辺りが意識されてくる可能性がある。
ファーストリテが下げ幅を縮めてくるようだと、日経平均の底堅さにつながろう。
(株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は123円07銭付近、短期筋が押し目買い ドル・円123円07銭付近で推移。
前日海外市場で弱い雇用統計を背景に売られたが、東京市場では仲値にかけて122円85銭付近から輸入企業や短期筋の押し目買いが観測される。
前日の取引で大幅続伸を示した日本株が3日は軟調に推移している。
市場関係者は、「日本株が弱いわりに、ドル・円は下げ渋っている」と話す。
目先は、下げが目立つ中国株にらみと指摘する。
注目されていた米雇用統計を終え、市場は5日に実施されるギリシャの国民投票に関心を向けていることから、きょうの取引は全般的に動きにくい展開という。
ユーロ・ドルは、1.1084ドルから1.1098ドルのレンジ内で、ユーロ・円は136円26銭から136円45銭のレンジ内で推移している。
12時38分時点のドル・円は123円07銭、ユーロ・円は136円56銭、ポンド・円は192円16銭、豪ドル・円は93円33銭で推移している。
(為替・債券アナリスト 小瀬正毅) ■後場のチェック銘柄 ・Fリテ (TOKYO:9983)1銘柄で日経平均を約91円押し下げ ・出遅れ感の強い建設株などには注目 ・鉄道関連やマイナンバー関連へのテーマ物色の流れも期待 ☆後場の注目スケジュール☆ ・特になし <海外> ・特になし <SY>