【小幅安となる】18300-18450円のレンジを想定=村瀬 智一
25日のNY市場は上昇。
感謝祭(サンクスギビング)明けの金曜日で、株式相場も午後1時までの短縮取引となっており、終日閑散取引となった。
本日は年末商戦が本格化する感謝祭翌日の「ブラックフライデー」に該当し、小売各社の業績への期待から堅調推移となった。
ダウ平均は68.96ドル高の19152.14、ナスダックは18.24ポイント高の5398.92。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比5円高の18385円。
日経平均は終値ベースでの年初来高値を更新しており、いったんポジションを軽くしておきたいところ。
円相場は1ドル112円80銭辺りでの推移と円安が一服していることもあり、やや利食い優勢の展開になりそうだ。
ボリンジャーバンドでは引き続き+2σの上昇沿った形でのトレンドを形成している。
週足形状は3週連続陽線を形成しており、週足の一目均衡表では明確に雲上限を上放れる形状となった。
週足の価格帯別出来高では商いの少ないところであり、若干膨らんでいるとしても19000円辺りまでは抵抗は強くないだろう。
ただし、一気にトレンドが強まるようだと、過熱警戒感が強まるリスクがあるため、適度な調整は欲しいところである。
18300-18450円のレンジを想定する。