フランスの警察当局は、仮想通貨モネロ(XMR)をマイニングするクリプトジャックに使用されていた大規模なボットネットを解体した。英BBCが8月27日に報じた。クリプトジャックとは、ウイルスなどでコンピュータを乗っ取り、ユーザーの許可を得ずにコンピューターをマイニングに利用することだ。
「RETADUP(レタダップ)」と呼ばれるウイルスで、約100カ国で85万台ものコンピュータを感染させていたとされる。猥褻な写真などを添付したウイルスを潜り込ませたeメールを配信し、USBドライブにも感染して拡散していったという。