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6月8日のNY為替概況

発行済 2015-06-09 04:13
更新済 2015-06-09 04:33
6月8日のNY為替概況
 8日のニューヨーク外為市場でドル・円は、125円38銭から124円47銭まで下落し、124円65銭で引けた。
米5月労働市場情勢指数が3か月ぶりのプラスに改善したためドル買いが一時優勢となった。
G7後の会見でオバマ米大統領は改めて「強いドルが問題だとは言っていない」と表明したものの、ドル独歩高への警戒感は払拭せず米国の債券利回りの低下に伴いドル売りが加速。
ユーロ・ドルは、1.1155ドルから1.1295ドルまで上昇し1.1275ドルで引けた。
ドル高値警戒感を受けた利食いのドル売りに加え、ノワイエ仏銀総裁の発言「ギリシャのユーロ離脱はユーロ圏の不安定要因とはならない」などにロンドンフィキャシングに向けてユーロ買いが強まった。
ユーロ・円は、139円74銭から140円75銭まで上昇。
ポンド・ドルは、1.5247ドルから1.5354ドルまで上昇した。
ドル・スイスは、0.9382フランから0.9275フランまで下落した。
[経済指標] ・米・5月労働市場情勢指数:+1.3(4月:-0.5←-1.9)

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