ブラックフライデーがやってきました! 最大60%割引InvestingProをお見逃しなく 特別セールを請求する

東京株式市場・大引け=7日続伸、円安進行を好感 15年1カ月ぶり高値に

発行済 2015-05-25 15:27
JP225
-
TOPX
-
2281
-
2372
-

[東京 25日 ロイター] - 日経平均 .N225 終値      20413.77 +149.36 寄り付き    20331.92 安値/高値   20318.54─20417.77

TOPIX .TOPX 終値       1659.15 +11.30 寄り付き     1655.8 安値/高値    1653.17─1660.37

東証出来高(万株) 205248 東証売買代金(億円) 21467.52

東京株式市場で日経平均は7日続伸。外為市場でドル/円が121円台後半まで円安が進 行したことを支えに、輸出関連株が堅調に推移した。連騰への警戒感が続くなかでも海外 投資家からの資金流入期待などが優勢となり、5月21日に付けた年初来高値を更新。2 000年4月14日以来、約15年1カ月ぶりの高値で取引を終えた。

日経平均の7連騰は昨年11月28日─12月8日以来となる。イエレン米連邦準備 理事会(FRB)議長が年内の利上げを示唆したことで、前週末の米国株は下落。一方で ドル高/円安が進行したことを受け、朝方の東京市場では主力株などで買いが先行した。

「今晩の米国市場が休場となるため、中長期資金としては海外波乱を気にせず買いを 入れられる」(国内証券)との声も聞かれた。日米の金融政策の方向性の違いから、日本 株に対する海外投資家からの資金流入期待が改めて意識され、高値圏を維持。後場後半に 関東地方で強い地震が発生したことを受け、指数は2万0300円台前半まで上げ幅を縮 小する場面があったが、その後は持ち直し、相場全体への影響は限定的なものとなった。

明治安田アセットマネジメントの取締役執行役員・小泉治氏は「4月以降、出遅れ感 があった輸出関連株が円安進行を受けて買われた。また国内企業業績の予想もある程度の 伸びが見込まれている」と指摘。日本株に対する持たざるリスクへの意識に加え、株主総 会シーズンまでは株主還元策の強化など「上に振れる話が出やすい」ことも、相場の下支 えとなっているとの見方を示している。

個別銘柄ではアイロムホールディングス 2372.T がストップ高比例配分となった。同 社は25日、子会社がiPS細胞の作製方法に関する技術について米国と日本で特許を取 得したと発表した。事業拡大への期待から買い注文が集中した。

半面、プリマハム 2281.T が軟調。同社は22日、公募増資と第三者割当増資により 最大約101億円を調達すると発表した。新株発行による1株利益の希薄化や需給悪化な どが懸念された。

東証1部騰落数は、値上がり1073銘柄に対し、値下がりが656銘柄、変わらず が155銘柄だった。

(長田善行)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます