大和証券グループ (T:8601)が、日本取引所グループの「ブロックチェーンに関する業界連携型の技術検証」の枠組みを活用し、他の金融機関など26社と共同で証券業務におけるブロックチェーン適用検討プロジェクトの第2フェーズを完了したと公表した。
同プロジェクトは昨年9月より大和証券グループを事務局として開始され、証券ポストトレード業務の約定照合プロセスを効率化することを目的として実施されてきた。
第1フェーズでは同業務におけるブロックチェーンの有用性が確認され、第2フェーズではより現実的なシステム・ソリューションの構築と業界内のコンセンサス形勢を目指して構想がまとめられた。
今後は構想の実現へ向けて取り組んでいくと報告されている。
このプロジェクトには野村證券株式会社、みずほ証券株式会社、三井住友アセットマネジメント株式会社、ゴールドマン・サックス証券株式会社、岡三証券株式会社、丸三証券株式会社などの金融機関やシステム会社、機関投資家などが参加している。