【ブラジル】ボベスパ指数 54236.25 +1.13% 27日のブラジル株式市場は反発。
主要指標のボベスパ指数は前日比606.47ポイント高(+1.13%)の54236.25で取引を終えた。
53135.89から54292.52まで上昇した。
指数構成銘柄での値上がりは52、値下がりは12、変わらず2であった。
ルセフ大統領が、一部で報道のあったレビ財務相とバルボサ予算相の不和説を否定したことが好感され、金融関連を中心に株高となったことが、ボベスパ指数の上昇をけん引したとの見方。
また、この日は欧州株、米国株が大幅に反発しており、ブラジル株の下支えになったとみられる。
【ロシア】MICEX指数 1660.98 +0.56% 27日のロシア株式市場は反発。
主要指標のMICEX指数は前日比9.32ポイント高(+0.56%)の1660.98で取引を終了した。
1637.44から1664.20まで上昇した。
指数構成銘柄での値上がりは32、値下がりは16、変わらず2であった。
この日も米利上げ観測を受けたドル高によりルーブル安が進んだが、一部輸出企業の株高につながったもよう。
また、プーチン大統領が、「ロシアの政策金利は徐々に引き下げの方向」、と述べており、利下げ期待による買いも出た可能性がある。
欧米で株高となったことも、ロシア株の下支えになったとみられる。
【インド】SENSEX指数 27564.66 +0.12% 27日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。
前日比33.25ポイント高(+0.12%)の27564.66、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.06%(4.75ポイント)安の8334.60で取引を終えた。
弱含み展開が続いた後は終盤にプラス圏を回復した。
前日の欧米市場が軟調だったことを受け、売りが先行。
国内では、インドを襲った熱波の影響で死亡者数が増加していることや、家禽業や農業などへの悪影響が警戒された。
また、月末要因で米ドルに対する需要の増加に伴う通貨ルピー安の進行も、インドからの外資流出懸念を強めた。
【中国本土】上海総合指数 4941.71 +0.63% 27日の上海総合指数は値上がり。
主要指標の上海総合指数は、前日比30.82ポイント高(+0.63%)の4941.71ポイントと7日続伸した。
約7年4カ月ぶりの高値水準を切り上げている。
資金流入の期待が支え。
株価指数を算出する英FTSEグループが26日、中国本土A株を2つの「過渡的指数」に組み入れる方針を明らかにしたことが支援材料となった。
ただ、直近の上昇ペースが速いため、過熱感は意識されるなかでマイナス圏に沈む場面もみられている。