■会社概要
2. 事業の概要
プラザクリエイト (T:7502)の事業セグメントは、2017年3月期実績ベースでは、プリント事業、モバイル事業、及びその他事業の3つで構成されていた。
このうち、その他事業はブライダル事業を手掛けていたが年々縮小が続いており、2017年3月期第1四半期にチャペル事業をクローズしたことで、実質的に終了している。
プリント事業は、プリントショップの運営(直営店舗の運営、及びFC店舗の管理と商材の卸売等)を行っている。
前述のように、2013年以降、同社は直営店舗においてフォト&モアという新しいコンセプトの導入とそれに合わせた店舗リニューアルを行ってきた。
2017年に入ると、そのフォト&モア店舗を順次FCに切り替え、今後2年間に全店舗をFC化する方針を発表している。
同社は商品・サービスの開発に特化する方針だ(詳細は後述)。
モバイル事業は携帯電話販売店の運営で、大手キャリアの看板を掲げるキャリアショップと、複数のキャリアの製品を取り扱う併売店(ブランドは「携帯の王様」)とを運営している。
ここ数年は大手キャリアによる販売店の再編の流れのなかで、上場企業としての高い財務力や信用力を有する同社にとって新規出店の機会が拡大したこともあり、キャリアショップの店舗展開を積極化している。
現時点ではまだ事業セグメントとして独立していないが、法人事業の動向が今後注目される。
法人事業は、現状はプリント事業に含まれており、証明写真ボックスや企業のIDカードプリンタ、“なんでもダビング”サービスのBtoB展開などを行っている。
2017年4月に同社は組織改編と商号変更を発表した。
現状は上述の法人事業を同社本体で手掛けるほかは、プリント事業及びモバイル事業は子会社の(株)プラザクリエイトストアーズが行っている。
今般、法人事業を分割してプラザクリエイトストアーズに承継させ、同社はグループの統括及び事業子会社の管理業務の受託業務を行うことを決定した。
これに合わせてプラザクリエイトストアーズの社名を(株)プラザクリエイトに変更し、同社は商号を株式会社プラザクリエイト本社へと変更することを発表した。
発効日は2017年10月1日が予定されている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
2. 事業の概要
プラザクリエイト (T:7502)の事業セグメントは、2017年3月期実績ベースでは、プリント事業、モバイル事業、及びその他事業の3つで構成されていた。
このうち、その他事業はブライダル事業を手掛けていたが年々縮小が続いており、2017年3月期第1四半期にチャペル事業をクローズしたことで、実質的に終了している。
プリント事業は、プリントショップの運営(直営店舗の運営、及びFC店舗の管理と商材の卸売等)を行っている。
前述のように、2013年以降、同社は直営店舗においてフォト&モアという新しいコンセプトの導入とそれに合わせた店舗リニューアルを行ってきた。
2017年に入ると、そのフォト&モア店舗を順次FCに切り替え、今後2年間に全店舗をFC化する方針を発表している。
同社は商品・サービスの開発に特化する方針だ(詳細は後述)。
モバイル事業は携帯電話販売店の運営で、大手キャリアの看板を掲げるキャリアショップと、複数のキャリアの製品を取り扱う併売店(ブランドは「携帯の王様」)とを運営している。
ここ数年は大手キャリアによる販売店の再編の流れのなかで、上場企業としての高い財務力や信用力を有する同社にとって新規出店の機会が拡大したこともあり、キャリアショップの店舗展開を積極化している。
現時点ではまだ事業セグメントとして独立していないが、法人事業の動向が今後注目される。
法人事業は、現状はプリント事業に含まれており、証明写真ボックスや企業のIDカードプリンタ、“なんでもダビング”サービスのBtoB展開などを行っている。
2017年4月に同社は組織改編と商号変更を発表した。
現状は上述の法人事業を同社本体で手掛けるほかは、プリント事業及びモバイル事業は子会社の(株)プラザクリエイトストアーズが行っている。
今般、法人事業を分割してプラザクリエイトストアーズに承継させ、同社はグループの統括及び事業子会社の管理業務の受託業務を行うことを決定した。
これに合わせてプラザクリエイトストアーズの社名を(株)プラザクリエイトに変更し、同社は商号を株式会社プラザクリエイト本社へと変更することを発表した。
発効日は2017年10月1日が予定されている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)